破天荒妊婦から破天荒ママ税理士へ①~陣痛は突然に~
◆2014年8月4日(月)出産予定日
朝8時起床。
NHKの朝ドラ、花子とアンをいつも通りみれてしまった。。
予定では、出産を終え、退院している予定だったのに・・・・・
朝食後、通常検診のため、病院へ。
先生「なにも陣痛など前兆はありませんか?」
私「ええ。毎日2時間歩いてスクワットもしてますが、まったくなんともありません。」
先生「そうですか。。そうしましたら、何もなければ明後日6日に入院して陣痛促進剤で出産の方向でいきましょう。」
私「・・・・・はい。。。」
先生「ちょっと触診しますね。長めにグリグリしますよー。」
私「うう。もっともっと。私の中をグリグリしてください!!!!」
ということで、検診後、実家へ戻る。
しかし・・・・
なんか下腹部に違和感・・・・
しかし、痛さの波はないし、まあ違うか。
この痛さが今日中に本当の陣痛になったらいいなあああ。
という淡い期待をもちつつ、月次入力のお仕事を進める。
午後4時
お休みだった旦那様が実家へ。
まあ、今日はなさそうだから夕飯食べて帰るとのこと。
しかし。。。
午後7時
なんとなく痛さに波が・・・
こ・これは・・・・・
旦那様、改めて出産本を熟読しはじめる。
陣痛について復習しはじめる。
午後9時
往年のトレンディドラマ「HERO」が始まってしまった。
痛さの波が10分間隔だが、トレンディドラマを見逃すわけにはいかない。
見ないわけにはいかなかった。
陣痛の波が来るたびに「痛い」と叫び、旦那が時間をメモる。
午後10時50分
旦那「間隔が・・・・!!」
いよいよ7分間隔へ。
きたきた!!これは絶対そうだ!!!
病院に電話じゃ!!!
私「陣痛の間隔が7分になってます。もう伺ってもよろしいでしょうか?」
看護師さん「うーん。あなた初産だから、前駆陣痛の可能性あるわ。このまま痛みがおさまる可能性が高いから寝れたら寝ちゃって。で、明日、また日中の検診にきてください。
本当の陣痛だったこんなに冷静にかけてこれないから。」
私「な・・・・・・・何を~!!!!!!」
ちょっと切れそうになったが、しかし、初めての妊娠のため自分では陣痛の判断なんてできない。。。
看護師さんに言われたらそうなんだろう。
午後11時
私の大好きなトレンディな恋愛こじらせ番組「テラスハウス」が始まってしまった。
見るしかない。
旦那が腰をさすりながら、
私は「テラスハウス」をみるしかなかった。
しかし、不思議と・・・・「テラスハウス」をみている時だけは痛さが和らいだような気がした。
先々週まで違う女の子が気になっていたのに、今週は別の子に気が変わっちゃった男をみて、ああ、結局男なんてそんなものよね。
と思っていたら、
アドレナリンが脳内に分泌され、痛さが緩和された。
陣痛の痛さ逃がしに効果的な「テラスハウス」
これにて、8月4日終了。
つづく。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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