恋愛も起業も引き際が大事だと思う。
暴力を振るわれたら、どんなに好きでもその恋愛は終わり。
人は皆すぐそう思うわけです。
でも、当事者は別れられないんです。
「だって、まだこんなに好き」
当事者は、仮に友達が暴力をふるう彼と付き合っていたら、絶対に言うんです。
別れた方がいいよ。と。
でも、自分が当事者だと別れられない。
なぜ?
これは私の勝手な推測でしかないのですが、
相手を好きという思いもあるでしょうが、これまでに費やした時間、お金が
別れることによって無駄になる
と考え、別れられなかったりするのではないでしょうか。
もちろん、逆で相手とわかれることによって金銭面で困り、生活に困るという不安もあるのかもしれません。
この暴力を振るわれ続ける生活をとるか、
一度リセットしてやり直すのか。
それは、人それぞれの判断です。
最終的な判断は当事者の方しかできませんが、引き際の設定は初めに明確にし、
そのルールをどんなときでも守ることが、今後の人生に大きく影響するのだと思います。
まあ、難しいですが。
これは、起業にもいえることではないかと考えちゃったりします。
私は初期費用がかかるような事業ではありませんが、
事業用に準備した自己資金200万が底をついたら、撤退しようと思っていました。
そもそも費用がかかる事業モデルでもないのに、200万がなくなったらセンスがなさすぎるからです。
本気で思っていました。
開業してこれから営業して売上を立てていこうという時に、妊娠をしてしまったので、
まじで200万円が底をつくかもしれないと思った時もありました。
妊娠生活中に、事務所を借りたけれども、これはまた住所を自宅に戻さないといけないかもしれないなあと
思っていました。自己資金200万円の底をついたらゲームオーバーですから、終わりにしないためには家賃を
削減しなければと思ったからです。
ぎりぎりのところでがんばったので今があるわけですが、
逆にそのルールが自分の中で明確だったので、燃えたし、今があると思っています。
起業した事業は続けようと思えば、ずっと続けることができます。
借りようと思えば(利率を無視すれば)いくらでもお金は借りられます。
学生時代とちがって成績を他人に見られることもないし、比較されることもない。
自分の立ち位置があやふやになりやすい。
だからこそ、自分で明確な引き際、ルールを設定することって大切なのでは。
と思うことがたまにあります。
事業モデルや自分の資産力によって引き際設定は違います。
どちらにせよ、そのルール設定ははじめにすべきではないでしょうか。
どんな形でも続けることが美と言われることもありますが、それに関しては私自身、疑問をもつところです。
恋愛も起業も引き際が大事。
なんて、ろくに恋愛していない私が名言ぽく言ってやりましょう。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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