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プライベート・仕事・・・
すべてにおいて愚痴を言いたくなることは多い。
人間は考える葦であるとはよく言われるが、
人間は愚痴をいう葦であるとも言える。
税理士試験がまったく受からなくて、自暴自棄になっていた時があった。
確かに親には何か資格をとれと言われたのもあって、税理士の勉強を始めたのは事実なのだが、
あまりにもうからなくて
「こんな受からない資格、はじめなければよかった。おかんが資格とれっていったのがいけないんだ。」
とよく言っていたものだ。
ただの八つ当たりだ。
他人に言われたからといっても、税理士試験に挑戦すると決めたのは自分だ。
税理士試験をはじめたのは自分の選択。
そんなにつらいなら辞めればいいじゃないか。
そこで、辞めなかったのも自分の選択。
続けると決めたのも自分の選択。
今の自分というのは、過去に自分がした選択の積み重ねだと思っている。
他人のせいにすれば楽になる人もいるのかもしれないが、
しかし、最終的な決断、選択をしているのはすべて自分のはずだ。
すべて自分の選択。すべて今起きている出来事は、自己責任なはずだ。
なので、愚痴というものは過去の自分の選択を否定しているだけ。
愚痴は過去の自分を否定することになるので、それは悲しいことともとらえられる。
・税理士試験にうからない→その税理士試験をはじめると選択したのは自分
・彼氏がDV男→その彼氏を選択したのは自分
・会社がブラック企業→その会社を選択したのは自分
・旦那が家事をやってくれない→その旦那との結婚を選択したのは自分
・国の制度がおかしい→その国を居住地として選択しているのは今の自分
もちろん彼氏にしても仕事にしてもスタートしてみて気づくこともある。
最初からわからないこともある。
でも、それをスタートさせると決めたのは、やっぱり自分。
スタートさせてみて、違うなと思ったら、
愚痴を言い続けるのではなく、辞めればいいじゃないか。
彼氏にしても、仕事にしても、国にしても
自分以外の他人と生活、仕事をともにするわけだから、
合うあわないもある。
スタートして初めてきづくこともある。
辞めればいいじゃないか。
でも、辞めない。
辞めないという選択をしているのも自分。
だったら、その辞めないという選択をした自分を否定する行為が
愚痴なんじゃないか、と思うわけだ。
自分が簡単に変えられないのと同じで他人も簡単に変えられない。
愚痴をいうということは、現状に満足をしていなくて、
できれば他人や環境が自分にとって都合よく変わってほしいという願望なんだけれども、
それはとても難しいことである。
であるならば、その相手、環境を選択してしまった過去の自分を否定する
愚痴という行為は自分を苦しめるだけのような気もする。
そんなに嫌ならやめればいい。
でも辞められない現状の自分を作り上げているのも
すべて過去の自分の選択なわけである。
と、愚痴を言ってしまう私自身に向けた、戒めのブログである。
すべては自己責任。
過去の自分を否定しないような生き方をしていきたいものだ。
この記事を書いた田村です。

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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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