【つけめんと】商品価格の決め方【ドラッカーさん】
ある有名な偉人がこんなことを言っていたそうです。
価格設定の唯一健全な方法は、市場が支払ってくれる価格からスタートし、その価格に合わせて製品を設計することである。
ピーターさん。
そう、ピーター・ドラッカーさんがこんなことを言っていました。
作り手・生産者としては、
商品を作るまでにかかった費用+利益=販売価格
として価格設定をしたいところ。
しかし、例えばカップラーメン。
試行錯誤して今までにないカップラーメンを作った。
味は最高。
販売価格は1万円!
もちろん買う人もいるかもしれませんが、
可能性は低いのではないでしょうか・・・・
となると、一般的なカップラーメン価格(たむらの好きなカップラーメン分析より)は、
200~300円くらいなわけです。
きっとこれが市場が支払ってくれる価格なんだと思います。
となると、逆算して考える。
200~300円のカップラーメンを作るためにはどうすればいいか。→製品の原価、工程を考える。
の方が理にかなっていると。
商品設計のプロセスとして失敗が少ないのだろうと。
言われてみればそりゃそうだろ。
という感じではあるのですが、
ふとピーターさんのお言葉を思い出した今日この頃です。
決して、今、カップラーメンの開発をしているわけではありません。
大好きなつけ麺を商品化できないか悩んでいるわけではありません。
いつか携わりたいけど、今はやっておりません。
価格の決め方に正解も間違いもありません。
だからこそ。
悩ましい。
けど、おもしろい。ですね。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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