数字だけの目標設定は疲弊する。疲弊した。
おはようございます。
たむらです。
もし上司から数字だけの目標が提示されたら。
「今期のおまえの売上目標は、2,000万円だ。
とにかく、達成するためにがんばれよ。」
予算制度がある会社だと、
期首にこんな提示がされることが多い。
確かに、数字は明確です。
成果を測定するには、
とても明快なツール。
しかし、これで社員は奮起するか?
自分の目標はわかった。
自分は今年2,000万円の売上をあげるために、
がんばらなければいけないことはわかった。
さて、ここで疑問。。
自分が2,000万あげることによって、
何が起きるのか?
目標の伝え方を変えてみませんか?
うちの会社の売上目標は、1億円だ。
営業社員は、5人だから、1人あたり2,000万円ずつ
がんばろう!
この目標は前期比の10%増しだ。
達成した暁には、給料の見直しもしよう!
上場企業だと、
会社の業績が、ネットで簡単にみれるため、
やろうと思えば、自分の成績が会社にどれだけ貢献したのか
計算することができる。
しかし、非上場企業、つまり多くの中小企業の業績は
会社の金庫に眠っている決算書を見なければ
わからない。
というか、経理以外の社員はそんなことできないだろう。
どれだけ会社に貢献したか、分かる形にしてはどうでしょうか。
売上2,000万達成しろ!
だけだと、達成したら何かいいことあるのかな。。。
ないのかな。。。
ぐらいの感覚で終わってしまう。
モチベーションはあがらない。
会社はヒト・モノ・カネで成り立っている。
モノ・・・販売する商品・サービスがないと始まらない。
カネ・・・利益が出てようが、手元に現金がなければ倒産してしまう。
ヒト・・・取引先、お客様、そして、社員だ。
社員のモチベーションを上げなければ、
会社は大きくならない。
存続することは難しい。
4月開始の会社も多いと思います。
気持ち新たに、今年度の目標を発表している会社が多いはずです。
是非、社員のモチベーションをあげるための、
伝え方の工夫。
言葉の工夫。
考えてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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