【ブスのマーケティング戦略】税理士仲間の田村君へ
2018年12月7日。
私の処女作である「ブスのマーケティング戦略」が文響社様から
出版していただけることになりました。
内容については、また後日、どっかで詳しく書くとして、
この「ブスのマーケティング戦略」を出版するにあたって
たくさんの方にお世話になりました。
お礼を言わせていただきたいと思います。
今回は
税理士仲間の田村君へ
田村君。
たまたま苗字が一緒なだけで、
親族でも旦那でもない、たまたま税理士という職業が一緒なくらいの
知り合いなわけですが、
ただの知り合いとは言えないくらいの関係だと私は思っています。
出会ったのは大学2年生の時。
税理士の受験予備校TACの授業で知り合いました。
その時に、同じ大学である立教、同じ歳であることを知ったくらいで、
税理士を目指さなかったら、同じ立教内でも知り合えなかったと思います。
出会ってから、もう15年くらいたつのでしょうか。
田村君は優秀なので、さっさと税理士試験に受かっていきました。
私は全く受からず、毎年、もう田村君は受験しない試験前に電話しては
「どうしよう。緊張して今年も試験だめかもしれないよ」
といっては、
「なるようにしかなんねえよ」
と適当にあしらわれていました。
これは、4年くらい続きます。
それくらい私は受からなかったのです。
こんなことを書くと、付き合っていたのか、元カレか?と思われる方も
いると思います。
私は一回くらいやりたいと思ったこともあるのですが、
残念ながら一回もやらせてくれませんでした。
そんな健全な関係で早15年。
なぜ、この本の出版にあたって、田村君にお礼を言いたいのか。
この出版は、このブログを編集さんにみつけていただいたことがきっかけです。
このブログ。
実は、途中辞めようかなと思ったことがありました。
辛いことがあって、なんだか何もかも嫌になった時期でした。
7年前くらいでしょうか。
無事に税理士になっていた時なのですが、先が見えなかった時です。
困ったときは田村君に相談です。
足立区の場末のやきとりやに二人、カウンターに座り。
私は一人号泣しているわけです。
それをみたカウンター越しのマスターが、
すっごく堅いティッシュを差し出してくれました。
田村君とカウンターに座ってるわけですから、別れ話とでも思ったんでしょう。
田村君は、普段声が大きい人間ではないのに、
店内に響き渡るように大きな声で
「仕事つらいよなーーーーー、大変だよな―――――」
と必死で別れ話ではない、俺は悪くないというアピールをしていたのを思い出します。
何もかもが嫌になっていた私でした。
ぽつりと田村君が質問してきました。
田村君「おまえはさ、夢とかあるの?」
私「ぐすぐす、夢か。。。。ぐすぐす、いつか本出したいかも。。ぐすぐす」
田村君「だったら、毎日、ブログ書けよ」
当時からブログを書いていたものの、疎かになっていた時期でした。
私「ぐすぐす、毎日?」
田村君「そうだよ。そんな簡単なもんじゃないだろ、本をだすなんて。」
私「ぐすぐす。うん。わかった。ブログ書く」
田村君「絶対だからな。今日からだぞ」
私「ぐすぐす。わかったよ。。。うるせーなー。。ぐすぐす」
こんな泣いてるんだから、こんな時ぐらい抱けよと思ったのですが、
この日も抱いてもらえず、
それから一年間、毎日書き続けました。
そして、お声がかかったのです。
田村君は、こう思っているはずです。
この本は、俺が、ブログを書けといったから、叶った本だと。
そして、それを私は否定しません。
結構、本当に、田村君のおかげだと思っている自分もいます。
田村くんと出会って15年。
もはや旦那様より付き合いが長いんだけれども、
一回もやっていなくて、
でも、定期的にあっては、
昔話をしては笑いあえる関係である。
そして、税理士としてのまじめな話もできる。
とても貴重な存在です。
これからも迷惑かけると思いますが、引き続きお世話してください。
もう私、結婚したから、田村君とやりたくてもやれないけどさ。
ごめんね。
そんな田村君のおかげで書けたとも言えなくもない
処女ではないけど処女作『ブスのマーケティング戦略』は
2018年12月7日発売です。絶賛予約受付中です。
また、くまざわ書店、南千住店様(03-3803-1357)
で予約していただけますと、誰もいらない、誰も得しない、
私の格言付きポストカードが特典としてつくそうです。
本の概要
税理士である著者の爆笑半生記と、まじめなマーケティング理論&行動提案が組み合わさった、画期的な1冊!
税理士、大学院生、一児の母、そしてブスである私が、これまでの人生で学んだ戦略を、具体的な行動提案として記したものだ。
この戦略の目的はふたつ。
1.ブスの幸せな結婚
2.ブスの経済的な自立
である。
これまでやってきた戦略は、マーケティング理論にのっとったものであった。
結婚したい。
いい男とやりたい。
年収1000万円になりたい。
起業して成功したい。
そんな願いをかなえるためには、自分自身の本質を見極め(プロダクト解析)、自分のいまいる場所(市場)と、ライバルの特性(競合)を精査しなければならない。
本書に書いてある「ブスの作業31」項目を実際に行動に移しさえすれば、幸せな結婚と経済的自立がかなう。と思う。
◆目次◆
第1章 自分を商品と考える
【行動提案】「見た目」の客観的査定
【マーケティング戦略】プロダクト解析
第2章 性欲をエネルギーに変えて商品力を高める
【行動提案】本能を認める
【マーケティング戦略】セグメンテーション
第3章 神童からただのブスへ
【行動提案】武器を増やし総合点を上げる
【マーケティング戦略】3C分析
第4章 ブスが処女を捨てるとき
【行動提案】最低限の見た目レベルアップ/告白/処女を早く捨てる
第5章 100回の合コンで学ぶ
【行動提案】自己紹介のテンプレを準備/ほめ会話を続ける/自己PR禁止論を唱和/さわれる店を選ぶ
【マーケティング戦略】市場調査
第6章 ブスにとっての肩書きの重要性
【行動提案】国家資格を取る/肩書きを増やす
【マーケティング戦略】ブルーオーシャン戦略
第7章 ブス自身も顧客であった
【行動提案】行き詰まったら期間限定の現実逃避/SNSで自己表現を磨く
【マーケティング戦略】市場を変える/自分のなかにいる「顧客」を見つめる
第8章 ブスの結婚
【行動提案】「とりあえず」付き合う、「とりあえず」同棲
【マーケティング戦略】プロダクトに合ったプレイスとプロモーション
第9章 ブスの起業
【行動提案】行動するために自分を追い込む
【マーケティング戦略】エリアマーケティングとニッチ戦略
第10章 ブスの成功すごろくと美人の経年劣化
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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