母性がイマイチな自営業の出産・育児・仕事~2014を振り返る~
あと数時間で2014年も終了。
今年は本当にいろいろありました。
2014年年初は、不安しかありませんでした。
無事に出産を迎えられるのか。そして、お仕事は産前・産後きちんとできるのか。
悩んでいても仕方ないし、やるしかないことはわかっていましたが、それでも不安で押し潰されそうな毎日でした。
母性がイマイチな自営業の妊娠期間
安定期をすぎ、体調も安定してきて、今の内にやれることはやっておきたい。
ということで、いろいろ動きだした矢先に、
妊娠糖尿病や切迫早産の診断。
どちらも軽度だったので入院は避けられましたが、それでも安静にしていなければなりませんでした。
切迫早産については、自宅安静の薬服用。人によっては副作用で起き上がれない人もいるらしい。
私はなんともなかっったですが。。
とはいっても、協力関係にある仲間はいますが、実務上、常に一緒に仕事を共有している仲間はいません。
これが、多くの一人自営業が持つ悩みの一つだと思います。
女性だけでなく、男性であっても自分が急に病気になったら、休むことなんてできないと思います。
悩みました。切迫早産の診断を下され、しかしまだ動かなければならないお仕事が残っている状況に。
正直に言うと、ペースは落としつつも安静にせず、動いていたのが事実です。
非難されて当たり前のことをしていました。
無事に出産できたからよかったものの、出産を軽視していたのは事実です。
今、娘を抱きながら思うことは、
妊娠・出産は本当に大変なことで、奇跡なことなのに、なぜあんなに無謀な妊娠生活を送っていたのだろうと。
結果論として、
元気な妊婦というイメージの私でいれましたが、リスクだらけの妊娠期間でした。
母性がイマイチな 自営業の育児
産後1ヶ月は実家でお世話になりました。
とはいっても、出産月に税務申告のお客様がいたこと、そして、飛び込みで融資申請のための事業計画作成と、なかなかハードでした。
出産後1週間は入院していたのですが、メールチェックなど病院にパソコンをもちこんで対応しておりました。
入院中は楽でした。
というのも、私のお世話になった病院は母子別室だったため、夜はぐっすり一人で眠ることができました。
最初の難関は退院後からでした。
今でこそ、夜は爆睡する子なのですが、さすがに退院後すぐはあまり眠ってくれませんでした。
とはいっても、夜中3時くらいに一度起きるくらいですが。
しかし、心の切り替えに悩みました。
子供をあやす⇒仕事⇒あやす⇒仕事。
全く切り替えができず悩みました。
そして、最初は母乳+ミルクとしていたのですが、ある時、胸をくわえさせている時に涙がでてきました。
「お母さんなんだけど、お母さんだけの自分でいたくない。」
普通、母乳をあげることに喜びを感じるのだろうけど、私は逆に辛くなってしまいました。
ものすごく母親に不向きな自分を改めて認識し、それから完全ミルクに。
それから気持ちが安定するようになりました。
ミルクであることの効用
ミルクが栄養的にどうかという議論はしりませんが、私は個人的に産後からお仕事したい人にはミルクを勧めます。
誰でもあげられる。
そう、誰でもあげられるんです。誰があげても同じ味なんです。
ということは、母親でなければ子育てできない問題から解放されるので、精神的にものすごく楽になります。
母乳でどうしても育てたい方なら厳しいかもしれませんが、こだわりがないなら、
そして、仕事ができないストレスに押しつぶされ、精神的に不安定になるくらいなら、ミルクにしてしまった方がいいのではと。
それによって、気持ちの切り替えがつくようになり、むしろ仕事の効率もあがり、子供への接し方も楽になりました。
母性がイマイチな奴が里帰りから帰還
さて、里帰り中は、なんだかんだで私の母親がだいぶ面倒をみてくれていました。
いつまでもいれるわけもなく、出産一か月後、足立区へ戻ってきます。
ここからが本当の生活の始まりです。
しかし、運よくというか、夜泣きを全くしなくなったので、寝不足になることは全くありませんでした。
23時就寝⇒7時起床。というありがたい生活リズムを築いてくれました。
ま、これから夜泣きがはじまらないことを祈ります・・・・・
仕事については、はじめは子どもと一緒にやっていましたが、
ここ最近は、旦那の休みの日か母親が来てくれる日にまとめて仕事をするようにしています。
性格にもよりますが、私は一緒に・・・だと集中できませんでした。
しかし、旦那も毎日休みではありません。私の母親も近くに住んでいるわけではないので毎日はきてくれません。
なので、週3日外で超集中(No子育て)+週3自宅で半集中(子育て中心)みたいな生活を送っています。
No子育ての日は、
8時~24時まで仕事。お客様訪問などこの日に。帰宅時には子供は寝ている。
半集中、子育て中心の日は、
もう子供中心。寝ている時にできることだけするくらいのスタンス。ブログ書くなど中心。
子供ができて逆にメリハリをつけて仕事できるようになりました。ダラダラ癖のあった私にはとてもいい効果がありました。
しかし、これは家族の協力・理解が必須。
自営業の女性、これは共働きの女性もそうだと思いますが結婚相手は、自分の仕事を理解してくれる人を探さないと厳しいと思います。子供を産むつもりがなければ、問題はないと思いますが、ゆくゆく子供を・・・となると、両方仕事を持っている以上、協力して育児をしなければなりません。
いまだに母性はイマイチ。
だらだら書いてきましたが、結局、私が
母性がイマイチな母親
育児に真剣になれないイマイチな母親
子供がいても自分のやりたいことを諦めきれないイマイチな母親
であることには今もかわりません。
ただ、
自分のためだけにやってきた仕事。
これが、
娘が「うちのかーちゃん、変人だけどすごいんだぜ」と言ってもらいたいと思いながら仕事をするようになりました。
結局、どう考えてもイマイチな母親だけど、将来娘に恥じない背中を見せれるように今をがんばるだけ。
一つだけ言えることは、
子供嫌いだったけど、やっぱり子供はいまだに苦手だけど、
それでも無事に出産できてよかった。
私の娘に産まれてきてくれてありがとう。
とりあえず、元気に育ってくれ。よろしく。
参考にならない一人のイマイチ自営業女の妊娠・出産・育児の備忘録でした。
イマイチな母親でもいいじゃないか!!!!
2015年もイマイチな母親として仕事も育児も突っ走るぜい!!!
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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