確定申告と家族と私~仕事と家庭の仕組み作りを考える~
皆さま、ほぼほぼ確定申告お疲れ様でした。
といっても、確定申告で浮足立っているのは税理士と個人事業主だけなので、
大半の人たちは確定申告ってそんなに大変なの?って感じだと思います。
とはいっても、確定申告お疲れ様でしたと声を大にして、私に言いたい。
今回、娘が産まれて初めての繁忙期。
課題が多くみつかりました。
忘れないうちにまとめておきます。
【仕事編】体制が脆弱すぎた
今回、この確定申告の時期だけバイトさんに手伝っていただきました。
独立してからずっと一人でやってきたので初めてのことです。
助かった部分も多かったものの、それでも体力的に厳しい状況でした。
バイトさんは本当に気だてのいい娘さんなので、何も悪くないんです。
これは、完全に私の責任で、
・バイトスタートの時期が遅すぎた
・指示を出すより自分でやってしまった方が楽と判断してしまった
ため、自分でやってしまった部分が多かったのです。
結局、そのバイトさんにどれだけお願いしていいのか、測る前にメインイベントへ突入してしまったので、3/16という期限に間に合わなかったら・・・というプレッシャーからほとんど私が稼働しておりました。
これでは、まずい。。
今回は、私の体力勝負でどうにか無事に?確定申告を終えることができましたが、このままの体制だとこれ以上の業務量の伸びはないと気づきました。
正直、3月に入ってからのお問い合わせもあったのですが、お断りさせていただいたお客様もおりました。
こんなよくわからん税理士にもかかわらず、チャンスを自ら捨てるという申し訳ない、そして悔しい経験をしました。
飛び込みのお客様は予測不可能なので、難しいところではありますが、
来年の確定申告時期は今回の業務量+50%は、請け負える体制にしたいと思っております。
そのため、引き続き、バイトさんには4月以降もサポートしていただき、少しずつ業務になれていってもらいたいと考えております。
業務の効率化もそうですが、その前に業務の標準化を今年の目標とします。
新しいことにもチャレンジしていくので、そのためにも自分の時間を増やしていきたいと思います。
これが、確定申告で反省して、仕事上の課題となったこと。
【家庭編】娘との時間を減らしすぎた
今回、計2週間ほど私の実家に娘を預けたのですが、
これも事前準備というかスケジュールの組み方というか、もっとうまいことやっていれば
こんなに長く預けることはなかったのではないかと反省しております。
さすがの私もこんなに長い間娘と離れると切ない気分になってくるというか。
「なんでこんな思いをしてまで仕事をしているんだろう」
と、自ら仕事がしたいと切望していたくせに、よくわからん思考にまでなってきて、
これは出産前と同じような無茶な働き方はできないんだと今更わかるという。。
仕事をしたいからといって家庭を崩壊させてしまったら本末転倒というか、何の意味もない。
家庭のこと、特に子育てについては仕事以上に予測不可能だし、標準化なんて無理な話です。
とはいっても、家事の部分については
・業務の標準化
・業務の効率化
・スケジューリング
・人員の配置
は、これを機に徹底していこうと思う。
しかし、子育て。
こちらについては、ある程度のスケジュールはあるにせよ、予測不可能すぎるものです。
しかも0歳児に、こちらが練りに練った業務工程表を提示したところで、よだれ攻撃で消滅してしまうでしょう。
子供の予測不可能に対応できるよう、
いざという時に、任せられる仕事の仕方・仕組み作りを考える時にきたんだと今回の確定申告で学んだ気がします。
子供ができなかったら、ずっと一人で仕事をすることしか考えていなかったかもしれません。
しかし、子供ができたことによって、仕事の仕方を改めて考えるきっかけを与えてもらったような気がします。
子供との時間をつくるために、さらには、新しいことへチャレンジするための時間をつくるために、
今までの仕事の仕方を見直します。
今回の確定申告がいい転機となるはず。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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