目指すべき姿の女性からの話は腑に落ちる。
環境・価値観が全く同じ人間なんていない。
情報がこれだけ溢れているにも関わらず、自分と同じような人間にあった試しがない。
そりゃそうだ、人間だもの。
ただ、全く同じような人間はいなくとも、
似たような境遇、価値観の女性はいるはず。
一見、人の話を聞き、自分の意見なんてなさそうな見た目をしている私だが、
ベストオブあまり女性の話を聞かない人間である。
私もそうだが、大抵、自分の経験は絶対正しい的な話をされるからだ。
状況が違いすぎる方からの助言は、私の受け入れ態勢にもよるが、クソバイスになりかねないからだ。
だが、そんな私でも真剣に話を聞き、頷く相手がいる。
①バリキャリ会社員or起業・自営業女性
②①+子育てしている女性(←これ子供産まれてから追加)
だ。
私がここ数年で、目指すところは、
「仕事も家庭も全力投球」
だからだ。
教科書通りのやり方では絶対に成し遂げられない。
でも、出来ることなら、どちらも諦めたくない。
自己流で出産してから1年突っ走てみたが、
はて、他の方はどうやりくりしているのだろう。
話を聞く機会があった。
もう一度言うが、あまり女性の話を聞かない私でも腑に落ちる素敵な女性だった。
なぜ、腑に落ちたかって、似たような境遇で輝いている方だったからだ。
彼女のお子さんはもう高校生で、今はほぼ自由に仕事に専念できているようだが、
小さい頃はかなり大変だったようだ。
「仕事が思うようにできないという葛藤を抱えながらのキャリアアップは本当に大変でした。
女性にはまだまだ厳しい時代でした。
保育園、ベビーシッター、家事代行など。いろいろなものに助けてもらいました。
ただ、支出がすごくて手元に残るお金はいくばくか。
これなら、子供が大きくなるまで仕事をセーブしようか、悩んだ時もありました。
ただ、仕事は立ち止まったら、復帰できなくなる可能性もある。
ならば、一時、経済的に厳しくても、キャリアを捨ててはいけないと。
周りから反対や批判の声もあったけれど、結果的に、私はこの道を選んでよかったと思う。」
そして、彼女のお子さんは、そんなお母さんと同じ職業になりたいと言っているそうだ。
そして、最後に姐さんはこう言った。
「あなた、言いたい放題やりたい放題な性格っぽいからそれもどうかと思うけど、
まあ、がんばりなさい!人生一回きりなんだから、欲張りに生きていいじゃない!」
がんばろう。
子育てしながら働く女性は多くなってきているはず。
ただ、まだまだ肩身が狭い。
どこかで子供への負い目を感じてしまう部分もある。
しかしだ。
すげー仕事を楽しんでいるおかーさんに憧れる子供もいるってことを知れた。
まだまだ机上の空論すぎて、制度は追いついていない。
ただ、制度に頼っていてはいつになるかわからん。
国が推し進めているように、仕事も育児も女性がんばれ!が正しいのかどうかもわからん。
ただ、どっちもがんばりたい。という女性も多いと思う。
今は、いろいろ働く女性には金銭的にも負担になることが多いかもしれないが、
仕事も家庭も全力投球な女性が胸張れる時代がくるといいな。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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