732,000字でいただいた依頼
このブログを開始して2年2ヶ月。
記事数488。1記事約1,500文字とすると、合計732,000字書いてきた。
さすがにこんなに文字を書き続けると、文章を書くことに抵抗はなくなった。
もともと作文が本当に嫌いで、ブログなんて絶対にやることはないと思っていた。
しかし、独立するにあたり、もはや嫌いなんていっている余裕はなかった。
税理士なんて山のようにいる。
とにかく田村麻美という税理士を知ってもらわなければならない。
後ろ盾もない顧客ゼロスタートの28歳の女が、お金をかけず自分を知ってもらう手段として考え付いたのがブログだった。
当時、ホームページやブログを誰かに頼んで作ってもらうほどお金なんてなかった。
周りから得た情報をもとに自分で調べながら、幾度となくクラッシュさせながらこのブログを自分で育ててきた。
税理士として検索してヒットしてもらえるように会計・税務の記事ばかり書いていた時もあった。がんばって書いてもアクセス数が増えなくてブログなんて意味ないじゃんって思ったときもあった。
文章のタッチも初期と今では激変し、自分で昔の記事をみるとこっぱずかしくなる。
アクセス数が安定しはじめる。
おそらくブログを開始してから1年経った頃か。
だんだんアクセス数が安定してきた。更新しなくても日々のアクセス数は横ばい。
私の気持ちもアクセス数と同様に安定してきた。
そして、このブログを通してのお問い合わせも増えた。もはやお客様のほとんどはこのブログ経由だったりする。
言葉が悪いが、ホームページからのお客様は質が悪い。と言われることがある。
私のお客様については全くそんなことはない。
というのも、私のブログを読んで、変人な税理士ということをわかったうえで問い合わせをしてくださるからだ。
なので、初めて会うお客様でもお互い肩肘はらずお会いすることができる。多少、肩肘はった方がいいのかもしれないが、はったことはない。
ホームページを大事に育てていない、愛情をもっていない人ほど、ホームページからのお客様は質が悪いという気がする。
そりゃそうだ、愛着をもっていないホームページであったら、こちらの思いとお客様の思いが一致しないまま連絡を取り合うことになるんだから。いたしかたない。
脱線したが、当初、文章を書くことが嫌いだった私もさすがにこれだけブログを書いているとむしろ好きになってきた。
いつか本が書きたい。
いつからかそう思うようになっていた。
このブログがきっかけで「ケイコとマナブ」で専門家として取材をうけることができた。しかし、それはあくまで私は話しているだけで、ライターさんがきれいにまとめてくださった。
私は書いていない。
しかし、本という媒体に近づけただけでも、昨年は大満足だった。
いつか本が書きたい。
そのため、更新が不定期になっていたこのブログも毎日書こうと心にきめた。
その矢先だった。
本日、ある雑誌から数ページの執筆依頼をいただいた。
実は、以前ブログを開始して間もなく、一度出版のお話しをいただいたことがあったが、その時は私の力不足・自信のなさでそのお話しはなくなった。浮かれたのに消えたので苦い思い出だ。苦すぎて酒が飲みたくなってきた。
今回のご依頼は前回とは別の出版社さんで、やはりこのブログを見つけてお電話をしてくださった。
あの苦い思い出から1年半。おそらく300記事(途中更新してない時期もあるから不確か。)
450,000字は書いた。
ブログを開始して書いた文字数は732,000字。
いつか本が書きたい。
この数ページの執筆で、もう一歩夢に近づく。
今回はやる。書く。このチャンスをのがすことはできない。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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