「カウンターに女は私一人だけ」の心理学
女の半分はしたたかさでできているとは
よく言ったものだ。
表面的にみえることだけをそのまま受け止めては負けだ。
いろいろな人の日常を垣間見ることができる世の中である。
すべてその通り、受け取ってはいけない。たぶん。
特に女を捨てきれない、女の子女の子できない年齢、30代の会話、発信が興味深くて仕方ない。
今年もこのメンバーでクリスマスパーティー♡
今年もこのメンバーでクリスマスパーティー♡うちらってほんとかわいそうだよね。
でも、やっぱりこのメンバーでいるときが最高に楽しい!
来年はだれか卒業しろよ(笑)
というコメントともにかわいい女子達が数名で集い、コスプレをしておいしそうな料理を囲んでいる写真が
アップされるというのがクリスマスの風物詩である。
この投稿の解説をしよう。
本当に女子と集っているのが楽しいわけではない。
この投稿の意図は「え!彼氏いないんだ!意外!」と負け犬キャラを敢えて演じ、私はみんなと同じフィールドにいるんだよー。安心してねー。という親近感作戦なのだ。
女友達がいっぱいいる女子は好感度が高く見える。
本当に楽しくて集っているわけではない。自分のイメージをあげていくための作戦なのだ。
ジャンクフード一人で食べにきちゃったよ。明日、やばいー!
一人でラーメンを食べに来てしまいました。
カウンターに女子は私だけ。
ドキドキしたけど、おいしかった。でも、明日からダイエットだー。
というコメントとともに、ラーメンの意思の強さが半減するほどのコラージュがされた写真がUPされるのも
よくみかける。
解説しよう。
なぜ、あえて一人というのか。
私は一人でも生きていけるんだよ。という自立アピールなのだ。
しかし、本当に自立している女は、三食、すべてラーメンを食べようと思えば食べられるわけで、
明日のことなんて気にしない。
そして、ダイエットだーといってるあたりで、先ほど、一人でラーメンにいけると自立していることをアピールしたのに、結局、自己管理ができていないあぶなっかしいところもあるんだよのアピールもしているのだ。
ただただ、一人ラーメンだけよりも、ちょっとあぶなっかしい一面もあるということを
同時にアピールしているというしたたかさしかない投稿なのだ!!!
一見、キラキラした投稿にみえないものほど、裏には、インスタ映えよりもしたたかなアピールが隠れているのだ。
だまされてはいけない。
可愛い子の、おやじなキャラアピールをしてそうな投稿ほど、危険なものはない!!
だまされるな!
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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