私よりやばいのは旦那様かもしれない。 |

今朝のこと。

娘「おかーしゃーん。保育園のリュックがないよー」

私「ちゃんと探してー」

娘「ないよーお花のリュックないんだってばぁ」

はっとした。

彼女のお気に入りのリュックがないのだ。

オンオフ問わずこのリュックを使っている。

そういえば、昨日2人でお出かけして、

電車で、彼女が寝てしまい、抱っこして降りた時、、ああ、ここから記憶がない。。

私「ああ、記憶がない。わからない。」

旦那「電車に置いてきちゃったのかな。まあ、貴重品入ってないし、よくあることだよ」

私「最近、人の名前も覚えられないし、すぐ忘れるし、なんか人としてやばいかも。」

旦那「そんなことないよ」

私「だって、ZOZOの社長の彼女が変わったニュースがでてたじゃない。」

旦那「そうだね。」

私「前の彼女の名前がでてこなくてさ、ここ数日で何回、「ZOZO社長　彼女」って調べたことか。」

旦那「そうなんだ。」

私「最近の彼女の名前だって、すぐでてこなくて、ランチパックの子としか言えなくて」

旦那「今まで物覚えがよかったから最近忘れがちになって、不安になっているだけだよ。

　　　俺なんてそもそも昔から覚えるのが苦手で、さらに歳とともに退化しているから、

　　　今、何も覚えてないよ。

　　　麻美さんはやっと昔の俺くらいのレベルに落ちただけじゃないかな。

　　　だから、気にすることないよ。」

今、何も覚えていない旦那

優しい旦那様なので落ち込む私をフォローするために言ってくれたんだろうが、

俺、今何も覚えてないよ

めっちゃ心配になっちまったじゃないか。

旦那の記憶力に一抹の不安を抱きつつ、

やっぱり娘のリュックは電車に忘れてきていて、

朝、駅員さんに聞いたら、

冷静にパソコンで検索をしはじめ、

北千住にありますね。

と言われ、通常通り北千住駅に向かい、

引き取ることができました。

電車で忘れ物するのは初めてのことなので、

引き取り場所が遠いのではないか、引き取るのにめちゃめちゃ時間がかかるのだろうか、

など考えていたのだが、

全く時間がかからず引き取ることができました。

これも忘れ物情報をすべて共有している鉄道会社さん、

そして、心優しい届けてくださった方、

のおかげです。

日本ってお先真っ暗だと思っていたのですが、

まだまだ捨てたものじゃないな。平和だなと思った

ゴールデンウィークでした。

旦那様の記憶力だけが気になる。

田村麻美: S59生まれのアラサ－人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし！と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成：夫・娘(5歳)
愛読書：週刊SPA
大好きな作家様：水野敬也先生・カレー沢薫先生