税理士は見えている数字の分析だけでいいのか??
こんばんは。
なんだか、花粉症になっちゃったかな?
と思うくらいくしゃみがでるたむらです。。
こまったなああ。。
社長が気にしていることと税理士が気にしていること。
「売上あがりましたね!利益が前年よりでましたね!」
これ、決算報告の時に税理士が報告する際、よくいうセリフだと思います。
もちろん正しい。
決算書という数字を基に、前年と比較してでたコメントです。
はたして、どれだけの税理士がその売上増加の内訳をしっているのか。
・販売価格を値上げしたのか?
・客数が増えたのか?
・ある商品の売上が伸びたのか?
・近隣の店が閉店したのか?
さらに、売上を伸ばすためにどんな努力をされたのか?
・チラシをくばったのか?
・ホームページを作成したのか? など
結果がすべてだが、過程もすべて。
見える数字=決算書の数字
が、どのような過程をへて作られたのか。
見えない数字=客数、販売単価など・・・
もちろん会社内部では、客数、販売単価なども、見える数字です。
しかし、外部的には見えない数字。
この企業内の努力があって、見える数字=決算書は作られます。
今、過去2年分の数字を分析しています。
ある会社の過去2年分の手書きの売上ノートを分析しています。
というか、それ以前の記録はとっていなかったようで。。
営業時間を長くしてみたけど、あんまり売上が伸びなかったこと。。
販売価格をあげたときのこと。下げた時のこと。
セールをやったときのこと。
この過去の過程があって、今の経営方法が確立されたんだなあと。
手書きだからこそ、伝わってくるものがあります。
見えない数字をみず、決算書のみで議論するのはもったいない。
決算書のみで、○×判定するのではなく、
見えない数字=管理会計まで、分析してから、
○×判定をしたい。
というか、見えない数字=管理会計をせず、
廃業するのはもったいなさすぎる。悲しすぎる。
見えない数字まで、興味をもつ税理士はそんなにいないのかもしれない。
そして、見えない数字まで、税理士にみせる社長も少ないのかもしれない。
見える数字だけでなく、
見えない数字も、
見せていただけるようなそんな税理士になりたいと
手書きの汗が滲んだ売上帳をみながら、一人ビールをのみ思う今日この頃。。。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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