北海道一周記録⑪~礼文島へ~
不定期連載。
2年半前、無職だったころのお話しです。
北海道一周記録です。
自己満です。
過去記事を是非およみください~
3月中に終わらせます。
2010年9月14日(月) 晴れ
再びフェリーにのり礼文島へ!!
本日は礼文島に向かうべく4時半出発。
稚内からフェリーに乗るため早起きしました。
まだ、日の出前だったため道も暗く、さらに北上を続けました。
運転中、きつねが飛び出すハプニングもありつつ、朝から泣きそうになりながら走っていました。
なんとか無事稚内から礼文島へのフェリーに乗り込みました。
礼文島に到着!
↑礼文島で有名なユースホステルの送迎車。私は宿泊しませんでした。
フェリーターミナルには本日の宿星観壮のオーナー彦おじさんが待っていてくれました。
本当は礼文島で2泊したかったのですが、1泊しかできなくなってしまったのでかなりきつきつの予定をたててしまいました。
その計画をおじさんに伝えると。。。
おじさん「礼文岳登って、そこから宿まで歩いて帰ってくる??
25kmくらい歩くことになるよ?まあ、礼文島はバスも本数が少ないからバス待っても、歩いても帰ってくる時間は同じくらいになるけどさ。。。
大丈夫?」
そんな感じで現地の人にも心配されながら計画遂行を開始。
礼文岳の登山開始!
おじさんと別れ、登山開始。
礼文島は、海風が強いので背の低い木しかはえていませんでした。
なので、どこ歩いてても景色がいい。
標高500m弱なので上りも2時間くらい。
とにかくどこ歩いてても景色がいいので、とても楽しかった。
ちょっと浮き石が多い箇所があって怖い場所もありましたが。。。
無事に下山!
そして、下山後、登山口にある小さな商店で絵葉書を買いました。。ってか、厳密にはもらったのですが。。。
私「すいません。絵葉書2枚ください。」
店員「バラでは売ってないんだよ。」
私「え・・そうですか。」
店員「全然かわいくないやつだったら、タダであげるよ。」
私「まじっすか?ありがとうございます!」
確かに全然かわいくなかったけど、おじさんの優しさに感激してしまいました。
そしてすぐに商店の隣の郵便局で手紙を書き始めました。
どうしても、礼文島の風景印をおしてもらいたかったので窓口でだしたかったんです。
窓口のお兄さん、とてもさわやか青年でした。
礼文島の隣の利尻島出身なんですって。
あんなさわやかな郵便屋さん素敵ですね。。
写真はありません。
ここからが地獄でした。。。
ここから宿まで約18Km。ひたすら歩きはじめました。
山道とちがって、ひたすらアスファルトの上。
もう、照り返しが暑くて暑くて・・・・
しかも、誰も歩いてないから道あってるのかも不安っていう。。。
歩き始めて1時間。すでにへばり始めていたのですが、私の考えは甘かったことに思い知らされる。
喉渇いたら飲み物買おう!!・・・・自販機なんてめったにないんです。。。
喉渇きすぎて、さっぱりしたお茶が飲みたい。
ザックに入っているのは、なぜか缶コーヒー。ああ、、、余計に喉かわく。ってか、なんで缶コーヒーなんだよ。
北海道にきて、しかも最北限の礼文島まで来て、なぜ暑くて死にそうな思いをしているのか。。。
避暑地を求めてきたのに。。。
↑途中、迷って助けてくれたおじさん。
↑途中、友達になった猫。
しばらく一緒に歩きました。
宿は最北限のスコトン岬の近く。
夕日もだいぶ落ち始め17時頃やっと岬につきました。
もう観光客も3人組のマダムしかいなくて夕暮れ時の岬に汗だくの女が参上。。
足ももうくたくたで、何でこんな辛い思いをしてまで歩いたのかも謎で、けどこんな無心で歩き続けたのははじめてだったと気づきました。
ものすごいバカなことをしてるんだけど、ものすごい達成感がありました。
その日は、気づいたら爆睡していました。。。
すぐつづく!!
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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