なぜパパはママの起業を嫌がるのか。
なかなかアクティブな思考をもっているママが周りに多くて日々楽しい。冒頭から上から発言で大変申し訳ない。ただ、本当なのだ。
何がどうアクティブかって、「お店をもちたい。」「○○を売りたい。」と私の周りのママはいうのだ。起業したいという夢溢れる発言をママから聞けると思わなかったので、びっくりしている。冒頭からママへの偏見発言で大変申し訳ない。ただ、本当なのだ。
ただ、二言目にでてくるのは
「旦那に言うのが怖い」
「旦那に理解してもらえるのか不安」
「旦那に応援してもらえるのか不安」
「旦那に言ったら反対された」
「旦那に言ったら怒られた」と、
旦那というキーワードが、必ずでてくる。
起業したいとパパに言う前から怯えているし、起業したと言ったら言ったで反対される。もちろん全部のパパがそんなことはないと思う。しかし、多いのだ。なぜ、こんなにもママが起業する。ということにパパはためらうのだろうか。
もちろん起業は絶対成功するものでもないし、大変なことだが、常々パパがママの起業をやらせないというのは何様のつもりなのだろうと、思うところだ。
なので、独断と偏見たっぷりで「なぜパパはママの起業を嫌がるのか」の理由を考えてみた。
1.家事が疎かになったら嫌だ。
まず、家事は女がやるものという考えを改めないと、これから先、生きていくことは不可能であろう。ママが起業するとかしないとか関係なしにパパ自身も家事をやるという心構えが、必要だ。
2.育児が疎かになったら嫌だ。
まず、育児は女がやるものという考えを改めないと、これから先、生きていくことは不可能であろう。ママが起業するとかしないとか関係なしにパパ自身も育児をやるという心構えが、必要だ。
3.お金を出してと言われたら嫌だ。
言われる可能性は少なからずあるだろう。お金を出してくれとママに言われたら、出す必要はないと個人的に思う。最初から他人(パパ)のお金をあてにするようなママの起業はよろしくないと思うし、自分のやりたいことの資金は自分で準備しないと絶対うまくいかないだろう。
基本、正常な気持ちで起業したいママは、他人のお金(金融機関の借入は別。自分で融資申請など手足を動かすから)はあてにしないので、この問題についてパパは気にする必要はない。もし、家庭の金に手を付けそうになったら、辞めさせた方がいい。
4.ママが自分より稼いだら嫌だ。
ママが自分より稼ぐことを想定していないんだろうが、もし自分より楽しそうに成功したら、稼いだら。と心の小さいパパはこんなことを無意識に思っているのではないだろうか。だから、ママの起業をいろんな理由をつけて反対するのではないかと思う。
要は、パパが家で一番すごいというのを覆されたくないという、どうでもいい自己防衛意識が高まってしまうんだと思う。
今までの生活を維持しながらだったら起業してもいい。
よくきく言葉だ。
なぜ、ママにすべてを押し付けるのか。
家族で協力してやっていこう。という考えがあれば、「今までの生活を維持しながらママが起業するためにはどうしていけばいいか。」を一緒に考えればいいのではと思う。
とは言っても、男女問わず起業するには周りの協力が必須だ。
ママもパパに納得してもらえるくらいの起業構想を全力でプレゼンしなければならない。
それをせず、パパに納得してもらおうとするママは甘いが、是非、全力でプレゼンをしたママについてはパパも冷静に話を聞いてあげてほしい。
人生一度きり。やりたいことをやらしてやればいいじゃないか。失敗したら包み込んでやるくらいの懐のでかい旦那になってやれよ。ママは慎重に小さく始める傾向にあるから、失敗しても大ゴケはしない可能性が高いしさ。と、結局、ママの起業とパパについて上から発言をして終えたいと思う。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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