消費してもらえる今の自分を冷静に。
「あの人、最近、露出がはげしいよね」
「あの人、最近、ドヤ顔の投稿が多いよね」
「ま、今だけでしょ。どうせ、すぐ飽きられるよ。」
今、私自身に対して、私が誰よりも、思っていることです。
昨年2018年12月に処女作「ブスのマーケティング戦略」(文響社)を出版させていただきました。
賛否両論というか、否定的な意見がどっさりいただけるのかと思っておりましたが、
優しい方が増えたのでしょうか、好意的な意見に包まれており、びっくりしております。
ありがたい限りでございます。土下座
出版により、環境がガラッとかわりました。
ここ約3か月間での出来事です。
・web媒体の取材 5件 山崎ケイさんとも夢の対談。
・webコラム執筆 2件
・TV出演 2件+1件 某関西の方で、出演も予定
・雑誌取材 1件
・他出版社様からの2冊目オファー 2社 ←これ、まじで大手様だから。
・講演の依頼
・3日に一回、知らない方からの感想メッセージがこのブログやSNSに届く。
ええ、自慢ですよ。自慢。
自慢以外の何物でもないですよ。
足立区で、ひっそり税理士をやってきた人間ですよ。
夜な夜な、ブログに好きなことを書いてはニヤニヤしていた人間ですよ。
いつか本だしたいなあ。。と夢見ていた根暗な人間ですよ。
そんな人間がですよ。
急に、見知らぬ方から、ありがたい感想を送っていただいたり、
テレビの出演依頼がきたり、取材で写真とられまくったり、メイクさんいたり、
どうですか。
そりゃもう、自分が芸能人かと勘違いした瞬間は、ないといえばウソですよ。
はっきり言いますよ。
私、完全に調子に乗ってますよ。(2019年3月13日現在)
ただ、この「ブスのマーケティング戦略」にも、何回も書かせていただきましたが、
自分を客観視すること。
相手のニーズを見定める事。
これは、調子に乗りつつも、考え続けています。
このたくさんの依頼についても、一気にきているわけではありません。
勇気をもった一社目の方が、何者かもわからない、そして、炎上しそうなタイトル本にも拘わらず、
私に取材を申し込んでくださいました。
ありがたいことに大手の出版社さんが運営されているweb媒体でした。
取材記事が公開されます。
また依頼が入ります。
新たな取材記事が公開されます。
また依頼が入ります。
そう、誰かが手をつけていれば、安心感という信用が増すわけですね。
ブスなんてついている本です。
「面白そうだが・・・地雷になる可能性が高い」
こう思うのが普通です。
それでも、今、声をかけつづけていただけているのは、取材してくださった方が、
一つ一つの記事を丁寧に仕上げてくださり、
TVの方が、素人のコメントをうまく編集してくださったので、
勝手に信用力が増していっているからだと思っております。
また、なんといっても、
山崎ケイさんの本が原作となっているブスドラマのおかげです。
ドラマの情報解禁とほぼ同時期に、私の本が発売になったのは、
運がよかったとしか言いようがないです。
本の中身についても、編集さんと相当やりとりをして作り上げた自信作です。
ただ、やはり製作者が自分の作品をいくら最高!と言っても、説得力はないわけで、
市場で評価されなければ、何の価値もない。
もちろん、今の取材のオファーなどについては、中身が評価されているんだ!と思いたいところですが、
それよりも、運であったり、山崎ケイさんのドラマに便乗できたことが大きい気がします。
この、ちょっとした、ブスブーム。
これに乗れたのが、大きかったです。
もちろん、ブスというのは、はやりすたりの言葉ではないのですが、
しかし、割と今、盛り上がっている言葉のような気もします。
(まあ、自分がブス本を出してるから、ブスという単語に過敏なだけかもしれませんがww)
なので、今、消費していただきやすい、コンテンツを自分はもっているんだなと
客観的に自分を見ています。
そう、今だけです。
なので、浮かれず、本業の税理士業は、どんなことがあっても、第一優先しております。
だって、ブス本の私は、今、だけです。
なぜなら、ブームであったり、いろいろ使いやすいでしょうから。
消費されやすい自分のコンテンツ と 消費されにくく長続きされやすい自分のコンテンツ
これは、冷静に考え続けないと、後で痛い目をみると。
自分の生き方は自分でしか決められない。
だからこそ、自分のことを冷静に見つめなきゃいけないのは自分なわけで。
「断らず、すべての取材うけちゃいなよ」
とおっしゃってくださる方もいるのですが、
それで、本業がおろそかになるのであれば、本末転倒であります。
そして、おそらく、取材のお声をかけていただけているのも、
税理士なのに、ブス本
というギャップもあるからでしょう。
であれば、結局、このブス本は、税理士に生かされている。
長年、食わせていただいている税理士肩書が、ブス本のアクセントもしてくれた。
ありがとう。
だからこそ、本当に税金は難しいし、人間として向いていないんだけれども、
税理士に生かされていることを
このブス本で再確認させていただき、
余計に、税理士という肩書に、感謝しなければならないわけだ。
消費されやすいコンテンツ と 長続きするだろうコンテンツ
これを見誤ると、痛い目をみるのだろう。
2019年3月13日現在、今年もお客様の確定申告はすべて完了し、
そして、ブス本で調子にのっている自分がいる。
でも、冷静に自分を見続けようと、堅く心に誓う。
何が自分の主軸か。
主軸が倒れたら、枝だけでは、立つことはできないから。
とはいっても、みなさまに消費していただけるコンテンツを、今、私はもっているということだけは
事実なのだろうから、せっかくなので、消費していただきたい。
そして、見たことのない景色をみたいものだ。(嵐風コメント)
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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