鳥肌をありがとう。気づきをありがとう。
例え第一印象が最悪だったとしても、
二回、三回と回数を重ねれば、その人の良さがわかることもあるかもしれない。
いや、あると思う。
久しぶりに第一印象も最悪。二回、三回会っても最悪という方に出会えた。
まあ、自分も歳をとったから、第一印象で人を見抜くことができるようになったとも言える。
時間は有限だから、効率よく生きれるようになったと喜ぶべきか。
距離を詰めすぎる前に、『無理』と気づけたので、そのお相手にもわからないよう
勝手にフェイドアウトできた。(と思っている)
これに関しては、『私は』あわなかっただけ。
相性があわなかっただけ。
なので、他の方とは相性抜群ということも大いにある。
特に、私は偏屈な人間だから、私と相性が合わなくてよかったと思われているかもしれない。
しかし、こんなに人に嫌悪感を抱いたのは久しぶりも久しぶりである。
残念なのが、この方の出現により憩いの場所が、一つ減ってしまったということだ。
あるあるの話である。
自分が作った憩いの場所なら、相性合わない人間を排除することは自由である。
しかし、自分でない方が作られた憩いの場所であるから、私がどうのこうのする権利も何もない。
こうなった場合、三択である。
①その方がいなくなるのを待つ
②あわないといってもどうにか仲良くなる
③残念だけど行かない
残念であるが③であろう。
みんな友達。
いや、そんなエネルギーはもうない。
生きるためのエネルギー量は決まっているため、もう無理ができない年齢となっている。
仕事以外では、気心しれた、自由な楽な方とだけ会いたいし、
自分にとって有益なお話をしてくれる方とだけ会いたい。
あ、そう、この第一印象最悪な方は、とにかく話がつまらない方であった。
つまらないだけならいい。
長い。長すぎて寝そうになるくらい長かった。
空気の読めない私は、途中、相槌すらうってなかったと思うのだが、聴衆が相槌をうってなかったとしても
話続けられるメンタルの持ち主であった。
というか、お前の話聞きに行くためにそこへいったわけじゃないのだが、なぜかリサイタルがはじまってしまった。
ただ、このつまらないという解釈も、人によっては面白い!有益だ!と思う方もいるであろう。
とはいっても、つまらないとはいっても、
自分にとっておもしろい、価値観が似ている人としか付き合わないのは自分の視野を狭めるだけなので、
よくないことだと個人的に思っている。
それこそ自分をつまらない人間にしてしまうと思っている。
自分とは違う、価値観を知りたくて、その憩いの場にお邪魔させていただいていた。
これは私が年齢とともに、頑固になり、価値観を広げようと思っていながらも
結局、広げられなくなっていることも大いにある。
価値観広げたい詐欺なところもある。
まあ、とはいっても、楽しく自分の知らない分野のお話をしてくださり、楽しく価値観を広げられた経験は
過去にたくさんあるのだから、やっぱり今回のこのつまらんと思った事実は、
本当に興味のない分野だったのか、その人との相性が合わなかったのどちらかなのだろう。
とにかく、私は今、残念な気持ちでいっぱいではある。
久々にブログを書いてしまうくらい残念な気持ちである。
その憩いの場所をなくしたくない。
と思うのなら、上っ面で付き合えばいいのだろうし、話さなければいいのだが、
うむ。視界に入るだけでゾワゾワする。
その方は、ただ私にとってつまらない話をし続けただけなのに、
ここまで嫌悪感を持ってしまったのは本当に申し訳ない。
理由を言語化できないのも、大人として悲しい。
なんか、無理。
なのである。
忍耐力が極端に低下しているのだな。
これは私が年齢とともに、より自由に生きたいと思ったから
無理に人に合わせられなくなったのだろう。
文字で書き続けていたら、かなりすっきりしてきた。
結論、なんか無理。ってことが、このブログで明確になった。
憩いの場所が一つ減ってしまったことは非常に残念である。
そもそも、その憩いの場所の価値観に実は私がはまっていなかったのでは。とすら思っている。
これが一番悲しい事実である。
もう無理もできない年齢なので、自由に生きるのはそりゃそうなのだが、
話しているときに相手がどんな表情をしているかは、注意深くみようと
強く思っている。
相手が寝ているのに、話続けないよう気を付けたい。
相手が話したそうなのに、話続けないよう気を付けたい。
相手が興味なさそうなのに、話続けないよう気を付けたい。
非常に残念な事案ではあるが、この方を反面教師に生きたいと思う。
むかつくけど、気づきをありがとう。
そして私のように思っている方がいませんように。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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