【読書メモ】全てはクライマックスのために「たくらむ技術」/加地倫三
こんにちは。
たむらです。
これから気が向いた時に、たむらの読書メモを公開していきたいと思います。
書評なんてたいそうなものではなく、
あくまで読書メモ。
記念すべき一冊目はこの本。
「たくらむ技術」/加地倫三
2012年12月刊行。
新書。
205p。
一言で表すとどんな本か。
人気バラエティ「ロンドンハーツ」「アメトーーク!」のプロデューサーが書いた
おもしろ企画&アイデア発想・思考術をまとめた本。
この本を読んだきっかけ。
たむらは大のテレビっ子。
とくにお笑い、バラエティは大好き。
お笑い芸人が集まってお互いをいじり倒しながら、
新たな自分達の魅力を発見しあうトーク番組が特に大好き。
そんな番組の一つが、「ロンドンハーツ」や「アメトーーク!」。
一見、お笑い芸人が好き勝手話しているようにもみえるが、
なぜか毎週、ほとんどかかさず見てしまっています。
これを作ってる人は、絶対いろいろ考えてるんだろーなーと
漠然と長年妄想していました。
そんな時、本屋で見慣れたプロデューサー名が!
「加地倫三」
好きな番組のプロデューサー名を知っているなんて、気持ち悪いですかね。
気づいた時には、あまり買わない新書を買ってしまった・・というのが購入の経緯です。
印象に残ったフレーズ
思えばずっと企んできました。・・・・・
企んでいる、と言うと計算高い奴だと思われるかもしれません。
でも、とにかく面白いものを作ること、楽しく仕事をすること。
それが僕の企みの目的です。
(はじめにp3~4)
あ・・・この本買ってよかったわ・・・と序盤で思う。
・・・いつも「逆にどうなんだろう」と考えることにしています。
否定的に考えたら、その時点でアイディアは消えてしまう。それでは、発想が広がっていかないと思っているからです。
自分のような凡人は、そういった「発想の工夫」をしなければいけないと。そうしなければ、同じような思考の選択肢ばかりを
揃えてしまうことになります。
(「逆に」を考えるp41~42)
耳が痛い言葉です。否定的に考えてしまう癖があるので、これは2013年のたむらの格言フォルダへ。
「視聴率が稼げるような面白いものを作る」というのと「面白い企画を多くの人に受け入れてもらえるように工夫する」
のとでは大きな違いがあると思うのです。
(当てにいくものは当たらないp53)
数字ばかりおってしまう・・・誰かさんには耳が痛いです、いや、ほんとに。
この仕事めっっっっっっちゃ面白いよ!
おわりに、に書いてあった一文です。
大好きなバラエティを作っている方の本。
正直、テレビ業界の裏話的なものが多いのかなーと思っていました。
いや、もう仕事への考え方。
ものすごく勉強になりました。
そして、さらにたむらの番組愛が深まりました。
これももしかして・・・・加地さんの企みの一つか?
2013年1月1日読了。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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