消費税法の一部が改正されて、順次税率の引き上げが予定されています。

 

現在：                   5%

2014年4月1日～：8%

2015年10月1日～：10%

 

消費税を既に納めている事業者、そして今後納めていくことになるであろう事業者の方。

 

消費税は預り金という性質であるため、

いつでも納税できるはず・・・というのが理論的な考え方。

 

税率5%の現在。

105円の商品を売った場合だと5円は消費税。

つまり、消費者の代わりに消費税5円を預かって、事業者が代わりに納付するというシステム。

 

なので、単に預かっているだけなのだから消費税はいつでも支払えるはずという考えができるのです。。

 

が、、、決算・申告時期に初めて納税額に気付き慌てる。

 

消費税は預り金という概念がないため、どうしても決算時に慌てる方が多いのが現実。

決算時に納税資金がない！というパターンが多い。

 

現在：                   5%

2014年4月1日～：8%　　　→納税額1.6倍

2015年10月1日～：10%　 →納税額2倍

 

となります。

利益金額から計算される法人税・地方税と違って、

ただ消費者から預かっている性質の消費税。

 

毎月、この売上・支払だと次回の申告時の消費税額はいくらになるか？

毎月、帳簿をつけて試算表を確認するのはもちろんですが、

将来、このままいったらどうなるか？納税資金はいくら必要か？

 

消費税改正のこのタイミング。

今の会計・経営の管理の仕方を改めて見直してみてはいかがでしょうか？