生ガキ。食欲の秋。北海道の思い出。【仙鳳趾】
牡蠣。カキ。かき。
海のミルクといわれる、あれです。
今年の秋。
とにかく、生ガキを食べまくりました。
オイスターバーに行って、
いろいろな産地の牡蠣を食べ比べてみたりもしました。
味オンチなので違いは全くわかりませんでした。
また、よくいく北千住のバーではフードを一切頼まない主義なのですが、
生ガキがメニューにあった時期もあったので、
頼みまくっていました。
おそらく毎週、必ず3個以上食べていた気がします。
あれは北海道一周をしていた時にさかのぼります。
仕事もせず、北海道を一周していた時がありました。
その際、牡蠣で有名な漁港にいきました。
釧路にある仙鳳趾(せんぽうし)というところです。
漁港のおばちゃんです。
家族思いの私は、
牡蠣を家に送ろうと思いました。
おかんに電話しました。
たむら「牡蠣送るよ!北海道のだからおいしいんじゃないかな!!!」
おかん「いらないわ。あんた以外、誰も牡蠣食べないじゃない。」
・・・そうだったのか。
私しか牡蠣を食べないのか。
家族のことを全く知らなかったという事実をまさか北海道で知るとは・・・
べたべたする潮風に打たれながら、打ちひしがれていました。
そんな私を見かねたおばちゃんが・・・
「あんた、どっからきた?まだ北海道いるの?今日はどっか泊まるんかい?
だったら、形が悪くて売り物にならない牡蠣があるから持って帰んな。宿で食べな。」
な・・・なんと。
どんだけ優しいんだ、おばちゃん。
しかも、いただいた牡蠣。
形悪いみたいだけど、一つ一つが大きい。大きすぎるじゃないか。
しかも、大量だ。
あふれんばかりの感謝を伝えました。
おばちゃん、ありがとう。
その晩は、宿で七輪を借りて、牡蠣を大量に焼きました。
あれから、月日がたち・・・・
結局、田村家はやっぱり私しか牡蠣を食べませんが、
私は更に牡蠣好きになったのはいうまでもありません。
生ガキを食べると思い出す。
北海道でのおばちゃんのやさしさ。
サッポロクラシックと牡蠣の相性のよさ。
牡蠣の味は、どこの産地でも違いはわかりませんが、
私は、釧路の仙鳳趾(せんぽうし)の牡蠣が一番好きです。
◆仙鳳趾(せんぽうし)の牡蠣
http://www.konbumori.or.jp/sale/kaki/
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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