【夜の】男から好かれるのと女から好かれるのは違う【社会科見学】
社会科見学をたまにさせていただく機会がある。
もちろん私は一応女であるので、
比較するほどの知識、経験など十分ではないのだが、
それでも一つだけ見えてきたものがある。
男から好かれる女と女から好かれる女は違うということ。
よく言われることです。
しかし、それを一瞬にして目の当たりにできる現場におりました。
これは、ただ『顔が綺麗だから・・・』という問題ではないということに気づいてしまった。。
そのお店は、一件目に行ったお店より、明らかに美人さんが多かった。
私が、『さっきのお店より全然グレードが違うじゃないか!うおー!!』
と叫んでしまいそうになるくらい美人が多かった。
しかも、ジャンルもいろいろ揃っており、店の中をじろじろ見渡しているだけで楽しかったくらいだ。
姉御肌系の女子が接客してくれた。
仮にこの子を「メイサ」と名付けよう。
とにかく美人。クール系なすっきりした顔立ち。
しかも、声はちょっと酒やけしちゃってる。
話は明快。
誰のボケもすべて拾ってくれる。
そんな素敵なかっこいい女子がついてくれた。
とにかく話していて楽しい。
そして、別のふんわり系女子も接客してくれた。
こちらは「ミナミ」と名付けよう。
とにかくこちらも美人。どちらかというと、ふんわりかわいい系。
しかし、明らかにボケは拾ってくれない。
突っ込みもしてくれない。
ただ、ふんわりニコニコしているのだ。
声も高すぎてあまり聞こえないのだ。
しかし、私は気づいてしまった。
この子は、「この店のナンバー1だ」と。
メイサに確認してみた。
たむら「ねえ、やっぱりミナミちゃんは人気あるでしょう。」
メイサ「やっぱし、わかりますかあ~」
たむら「メイサも絶対人気あると思うけど、ミナミちゃんのが人気あるでしょう」
メイサ「・・・・自分はどんなにがんばっても2位にはいれるかどうかです。。。」
よくよく聞いたら、メイサは、お店の女の子からよく相談をうけたりするとのこと。
だろうなあ。相談したくなるもん。
もちろん男の人からも好かれるでしょうが、
きっとこういうお店では一番にはなれないんだろうな。。。
お店としては、いろんなジャンルの子がいた方がいいから、
ミナミもメイサもいてほしいんだろうけど。。。
たむら「絶対、スナック的な方がいいと思う。ママになった方がいいよ。その方が絶対メイサは輝けるよ」
メイサは、きっと5年後に自分のお店をだすだろう。
人はどんなに質がよくても、
環境によって、輝けないこともある。
環境は与えられるものじゃない。自ら作るもの。
それを、教えてくれたメイサ。
ありがとう。
君の未来に幸あれ。
~完~
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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