英国HMV破綻申請から考える音楽業界の行く末
こんばんは。
たむらです。
英国HMV破綻申請準備へ
HMVといえば、CD屋さんですね。
リアルな店舗でCDを売っている会社です。
英国の音楽流通会社の立役者と言われていましたが、
インターネットの普及にともなう急激な変化の波に乗れず、
ここ数年間は支店が減少し続け、子会社なども売りに出されていました。
映画や音楽の73.4%がダウンロード販売されるデジタル時代においては、
同社のようなビジネスモデルを持つ企業の存続はますます厳しくなっていきそうです。
なお、今後HMVはこのまま店舗での営業を継続し、売却先を探していくということです。
http://www.inside-games.jp/article/2013/01/15/62959.html(引用元)
日本の店舗はどうなるのか??
日本国内にも現在46店舗ありますが、2010年に「ローソン」が買収しています。
このため、 運営する「ローソンHMVエンタテイメント」は、
「イギリスのHMVとは資本関係がなく、破綻による 影響はない」としています。
CDを買わなくなったワケ
これは本でも通ずるところがあると思いますが、
インターネットの普及が一番の理由ですよね。
店舗に行かなくても、24時間どこでも、
インターネットさえつながれば、音楽をダウンロード購入ができる。
確かに便利な世の中になりました。
しかし、店舗がなくなってはならない!!
私は大学時代、
ロッキンオン系の音楽にはまっていました。
株式会社ロッキング・オンという会社がだしている「JAPAN」という邦楽専門の雑誌があるのですが、
インディーズ・メジャーのはざまというか
テレビよりもライブハウス中心で活動しているアーティストを取り上げている雑誌です。
その当時でいうと、アジアンカンフージェネレーション・フジファブリック・レミオロメン・
ACIDMAN・メレンゲ・・・・・などのアーティストが流行っていたと思います。
ここだけの話、
今でもたむらは、オリコン系よりもロッキンオン系のアーティストばっかり聞いています。
さらに、ここだけの話、
この雑誌の会社の採用試験を受けたことがあります。
筆記試験で落ちました。
思い出したくもない過去です。
そう、その時のエントリーシートの課題が、
「消費税が5%上がった時のわが社のメリット・デメリット」
みたいなものでした。
とにかくロッキンオンが大好きだった私は、
税理士試験の勉強そっちのけで、
そのエントリーシートに全力投球したことを覚えています。
話が脱線しました。
そう、その当時、ロッキンオンという雑誌で取り上げられている
アーティストの対談記事を読んでは、
そのアーティストの音楽に対する姿勢・
この曲はこんな思い入れがあるんだとか、
そんな記事を読んで共感しては、
CD屋の視聴コーナーにいって聞いて、
気に入ったら買うという生活をしていました。
まあ、HMVというよりはタワーレコード派だということがばれてしまいますが。
また、アーティストは音楽をもちろん一番に制作していますが、
CDのジャケットにもこだわりを持っている方が多いと思います。
そう、いわゆる「ジャケ買い」
ジャケットをみて買ってしまうということもしていました。
音楽きいてないのにですよ。
ジャケットだけみて買う。
ばっかじゃないの?と思われますよね。
しかし、こういう購入方法も実際には少なくないのです。
今、音楽業界は視聴も購入もインターネットという流れになってきていると思います。
時代のニーズから考えれば当たり前なのかもしれません。
しかし、リアルな店舗で音楽を楽しんで、購入する。
この行為が今後どんどんできなくなるのかなあと思うと正直かなしいですね。
リアルな店舗は本当にいらないのか。
まだまだ、ジャケ買いであったり、
お目当てのCDの近くに置いてあるCDを視聴してみよっかなという
アナログな購買方法もあるのではないか。
アナログ人間の楽しみが減ってしまうのは悲しいものです。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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