コンビニ参りの結果、私、2016年は最高の年になるらしい。
私は今のところ、何の信仰もしていない。
なのに、事務所のポストに3日連続、とある宗教のチラシが投函されていた。
悩んでいるように見えたのかもしれない。
感情の起伏は激しいが、今のところ何かに救いを求めることはない。
なので、カラー印刷のチラシを私に投函することは辞めてくれ。もったいないよ。
もったいないおばけがでてくるよ。
しかし、そんな私だが毎年コンビニで見かけるあの占い本だけは気にしてしまう。
信じているのではない。気にしているだけだ。
あれは、大学2年生のときだったか。
成人式前にスキーで大転倒し、右腕が痛かった。
地元の病院に行ったら
「骨折してます。成人式で振袖を着るのは諦めてください。」
ショックだった。悔しくて2日ぐらい号泣した。
一生に一度の成人式。
人生で一番太っていたにも関わらず、親がせっかく買ってくれた振袖。
ショックすぎて号泣する毎日だった。
むかつきすぎて、別の地元の医者へいった。
「打撲です。」
あっさり、振袖許可をもらった。
成人式では振袖を着れた。
しかし、いまでも寒くなると、右腕の付け根が痛む時がある。
結論、どっちの医者もヤブ医者で有名で、もはや骨折してたのか打撲だったのか、
今となってはわからない。
そんなかわいそうな私をみた友人が、
「大殺界じゃないの?」
と一言いった。
コンビニに走った。
とある占い本をみた。
「大殺界」
だった。
それからというもの、一回も購入したことないが、コンビニのとある本を
チラ見することが年末の恒例行事になった。
今年も、毎年恒例のコンビニ参りをした。
「2015年は、思うようにいかなかったこともおおかっただろう。くすぶっていただろうが、来年2016年は最高の年になるでしょう。」
一つ言わせてくれ。
今年は近年まれにみる最高に楽しい年だった。
もちろん振り返ればいろんな事があったが、こんなにやりたい放題楽しい年はなかった。
なので、ちょっとイラッとしたものの。
2016年はもっと最高の年になるということか。
どんな年になるんだよ。
これ以上?
もう来年が楽しみすぎて仕方ない。
何も信仰していないが、毎年のコンビニ参りだけは辞められない。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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