娘のために貯金をしている。
娘は今年の夏で6歳になる。
1歳の時から、彼女のために貯金を始めた。
一か月5万円。それが、5年続けられている。
5万×12か月×5年=300万円
貯まったな。
それ以外に夫婦老後の貯金・資産運用といったものもしているが、
いわゆる彼女に対する貯金というのはこの月5万定期貯金だけだ。
教育資金は、ランニングコストだと思っているから、この貯金は教育以外の
有事の時に彼女のために使えればと思っている。
使わなければ、巣立つときに渡すつもりだ。
私は母親なのだが、母性というものが限りなく少ない。
彼女に何かを教えてあげたり、遊んだり。
ということが、苦手だ。
一日彼女とお人形遊びなんてできない。
いや、5分と持たない。
そこへいくと、うちの旦那様なんかは一日、彼女と遊んでいる。
お人形遊びなんて、何を話せばいいかわからないと思っていた。
旦那と娘のやっているところを見学させていただき、
「ほ~こうやってセリフを展開していくのか」
と、学ばなければならないほど、私はいわゆる子供との距離感を縮めるのが苦手である。
そんな自分は親としてどうなんだろう。
と、悩んだこともあった。
もっと子供と遊ばなきゃ。仲良くならなきゃ。
でも、うまくできない。
そんなことを考えたこともあった。
子供と遊べない親なんていらないんじゃないか。
なんてね。悩んだこともありましたよ。
しかし、開き直りました。
親として開き直っちゃいけないんだろうが。
私なりのアプローチで親の責任を果たそう。
それは、金。
完全に自己満足の世界である。
娘の貯金額が増えていくのをみて、
彼女が年齢を重ねたことを感じ、
私も貯金をし続けられる程度に仕事ができていることを感じ、
いざという時に、彼女を守れる自信がついた。
日々、彼女との距離は縮まらないけれども、
そして、彼女は年齢を重ねるにつれ、私のことが嫌いになっていくだろうが、
それは親として努力しなければならないところなんだろうが、
私なりのやり方で、彼女への親としての責任を果たしていきたいと思う。
お金を受け取ってくれないくらい距離感が広がりすぎないことだけ気を付けよう。
適度な距離感をもって。
コロナだろうが、なんだろうが、自分たち用の貯金額を減らしても
彼女の貯金は減額せず、続けていく。
これは私のどうでもいい意地だ。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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