時給計算はやめて裁量労働制をスタンダードにしたらどうだろう。
必ずチェック!最低賃金!
使用者も労働者も。働く人の暮らしを守る制度です。
ちなみに東京都は時給888円が最低賃金。(平成27年1月31日現在)
歴史を紐解くと過酷な労働環境にも関わらず、賃金が支払われないという労働者不利な状況があったがゆえに、このような制度ができた。最低限の生活を守ろうと。
確かに、大事なことだと思うんです。
ただ、その賃金の保障の仕方って、時間なのかな。
長くいればいいってものでもない。成果物があってお給料って計算されるべきだと思うんですよね。
今の最低賃金制度って、乱暴な言い方をすれば仕事ができなくても長くいればお給料がもらえちゃう制度にしかみえなくて、雇用主が従業員を雇うことへの高いハードルになってしまっている気がする。
もちろん、お店の店員さんは時間で計算すべきだと思うんですよ。お店にいる時間が労働ですから。
ただ、期限が設けられていてその日までに納品するといったお仕事であれば、例えばですよ。
時給計算であれば、早い人は短時間で、遅い人は長時間かかるので、遅い人の方がお給料が高いわけですね。
じゃあ、同じお給料がほしければ早く終わった人は遅い人がやらない他の仕事をして時間を増やさなければならないということになるんですよね。
同じお給料なのに、ある人は、2つの仕事をし、ある人は1つの仕事しかしていない。
なんて不公平なんでしょう。と思うのは私だけじゃないはず。でも、今の労働に対するお給料の支払方は時間計算がスタンダードだから、この不公平さも仕方ないのでしょう。
仕事ができなくても時間を拘束されているから、その対価だ。
と主張する人もいるでしょう。困ったものです。
いままでぬくぬくと時給の恩恵をうけていた方は、裁量労働制なんかに全面移行したら憤慨する方も多いと思う。
労働者側からみたら憤慨するんだろうけど、雇用者側からみたら裁量労働制の方が理に適っている。
乱暴だが、納品できないなら一切お給料を払わない。当たり前のことではないだろうか。
この雇用者というのも民間人が苦労して立ち上げた方がほとんどだと思う。なぜ、自分の会社なのに国に賃金の決め方まで規制されなければならないのだろうか。
労働について専門でもないので、おまえは言っていることがめちゃくちゃだ。と言われかねないような書き方をしてきたが、自分が個人事業主になってからずっと思っていた。
報酬の決め方は、時間じゃねえと。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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