絵にかいたCanCamOLだった頃の話
はーい。母乳は相変わらずでないけど母性がでるようになった税理士の田村麻美です。
怒涛の確定申告からの4月申告も落ち着きを見せ始めてきたので、
ちょっと思い出話を。
CanCamOLだったころの話
学生時代、Tシャツ&スニーカーみたいな恰好しかしていなかった私も
会社にそんな恰好で行ってはいけないことぐらいわかっていた。
内定をいただいたものの、Tシャツとスニーカーしかない。
なにを血迷ったか、
OL=CanCamでファイナルアンサー
という短絡的な考えしかなかった。
学生時代から愛読雑誌は週刊SPA!で、
好きなコーナーは読者からの投稿コーナーと
リリーさんとみうらじゅんのグラビアン魂だったから、
グラビアアイドルの水着については自信があったが、そんな知識は何も役に立たなかった。
昔から自分のファッションセンスに全く自信がなかった。
なので、とりあえずOL=SPA!ではない。
OL=CanCamで大きなミスはないだろう。
そう、思った私は、とりあえずCanCamを購入した。
びっくりするくらい興味がなかった
しかし、傾向をつかんだ。
・髪はクルクルさせとけ。
・半そでニットをきせとけ。
・スカートはいとけ。
・ヒールはいとけ。
・バッグはA4ファイルがちょっと折れ曲がる巾着みたいなのをかえ。
とりあえず、髪をクルクルさせ、服を買いに行った。
めんどくさいので、
服については同じものの色違いを3色ずつかった。
試着がこの上なく苦痛な私は、
一度でこの困難を乗り切らなければならなかった。
服も靴も色違いを3色ずつ。
靴については同じ黒パンプスを3足買ったこともある。
だって、どうせ履きつぶすから。
結果、エビちゃんに憧れる腐女子生成
服選びを全く楽しまない効率性しか考えない、
エビちゃんを100発殴って30Kg太らせた腐女子が完成した。
それでもTシャツ&スニーカーで通うよりよかったと思う。
ファッションについて全くこだわりはなかった。
でも、毎日が苦痛だった。
毎日、エビちゃんなのに苦痛だった。
そう、心までエビちゃんにはなれなかったのだ。
なので、起業した。
今、私は靴以外全身ユニクロだ。
・ジャケット(黒・ベージュ・グレー)
・シャツ(青ストライプ・エンジストライプ・白・水色)
・パーカー(グレー)
・ニット(グレー・青・ピンク)
・くるぶし丈パンツ(ベージュ・紺・黒・チェック)→お直しがいらないから。
・パンプス(黒・ピンク・青・グレー)→決まった店の通販で購入。サイズわかってるから。
3~4カ月に一回3足まとめ買い。
毎日、これをぐるぐる着まわしている。
よれよれになったら気持ちよく捨てる。そして、同じものを買う。
CanCamの時は、がしがし洗えないし、お手入れが大変だった。
ユニクロはがしがし洗える。
本当に毎日の服選びが楽になった。
服選びの時間ほど無駄なものはない
ジョブズはタートルネックにジーンズ。
服選び=無駄な時間と捉えていたそうな。
わかる。わかる。
しかし、まだまだ、ユニクロとはいえ、色違いとはいえ、
これだけの数を揃えている私は女子力が高いと言える。
CanCamからユニクロへ。
ユニクロからジョブズへ。
まだまだ私の前に女子力という高い壁が立ちはだかっている。
この記事を書いた田村です。
-
S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
田村が書いた最新の記事です。
- 未分類2021.08.022021年8月新刊発売!「フツーな私」でも仕事ができるようになる34の方法
- 雑記2020.12.312020年、珍しく働き続けた。
- 雑記2020.12.25お金にルーズな方の話は話半分。いや、半分以下。
- 雑記2020.08.09鳥肌をありがとう。気づきをありがとう。