今の仕事は数年後なくなると考えて生活している。
最近、というか昔からというかこれから何をしていこうかということばかり考えている。
少し思い出話をさせてくれないか。
毎日毎日、ものすごいスピードで世の中は便利になっている。
私が子供の頃は、音楽といえばCDだった。好きな音楽を自分好みにセレクトしたい時は、カセットテープだった。
カセットテープだと、好きな曲を選ぶことができない。はたまた、何の曲を入れたか覚えていない。
という現象がよく起きていた。
そこから、MDがでてきて、自分で曲名も入れられるようになった。めんどくさかったが。
MDがでてきた時は感動したことを覚えている。
それから、i podがでてきた。曲名を自分でいれる必要ないし、音楽をネット上で買うことができるようになった。MDとは比べ物にならないくらいの曲数を小さい機械にいれることができるようになった。
さて、カセットテープがいつから出現したのかさだかでないが、MDからipodなんて、5~6年の間の話だ。もはや、MDなんて賞味期限早すぎという話だ。
ということで、今あるものは大抵なくなる。
もちろんすべてなくなるわけはない。野菜とかはなくならないだろう。
しかし、今当たり前と思っているものの何割が将来残っているのだろう。
技術の進歩はすさまじいものだ。そして、だんだんその進歩の速度も速くなってきている。
その延長で、
将来、自分の仕事は存在しているのか?
「資格を取りなさい!」と親に言われて今、税理士になったわけですが(意思なさすぎ。。)、この職業は近い将来なくなっていくのだろうな。と漠然と思っております。
いわゆる会計入力、所得税の申告書、法人税の申告書はたまた相続税の申告書という部分については直感で作れるモジュールが数年後に完全パッケージとして売り出されるのでしょう。
会計入力部分については、すでにネット通帳の取り込みから仕訳作成ができてしまうソフトがありますし、これが現時点の不具合等を改善していけば、完璧になるでしょう。
もちろんやり方・選択によって税額がかわる論点も多々ありますが、果たしてどこまで税理士が必要とされるのかとも思ったりするのです。
税額100が、税理士へ依頼して50になったところで、税理士への報酬が50かかるなら、別に税額100でいいと思う方だって多いのではと思ったりするわけです。
税理士業はすべて機械でできる仕事ではないと思ってはいても、どんどん縮小していく事業だと私自身は、税理士でありながら思うわけです。
じゃあ、どうする。仕事なくなるじゃん。
税理士に関わらず、他の職業でも同じことが言えるのではないでしょうか。
ということで、同じような考えをもっている変人士業仲間と常にこんな話をしているわけです。
じゃあ、何する?
というお題についてひたすら話しまくるということをしています。
思いついたら口に出す、思いついたらメッセージを送る。
数日前も、夜22時30分。
仕事の合間に、将来何する?ネタを話していて、盛り上がっていました。
いいね、それ、いいね。でもどうやってやるんだろ。○○さんに電話してみよう!
夜22時30分電話。
その後、1時間後には見積もりがでてきて、お願いすることに。
アイデアがでて、2時間弱で形に。
考えているだけでは何もしないのと一緒
だと私は思っているので、とりあえず一回形にしてみるというのを心がけています。
うまくいくかどうかは、どんなに考えていてもわからないし、
売れるかどうかも、どんなに考えていてもわからない。
思いついて即、動ける仲間と状況が楽しくて仕方ない。
今の現状維持だけでは将来が怪しすぎる。
常に今、仕事がなくなってもいいように(困るけど)、別の策を考え続けないと、将来は厳しいんだろうなと思っているのは、確定申告で疲弊している足立区のきさくな税理士さんこと田村麻美でした。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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