匿名で否定的な意見をくださる方の熱意はどこから。

売れなきゃ困るんだけども、

私なんかの本が本当に売れるのか？

と思いながら、出版させていただいた拙著「ブスのマーケティング戦略」。

売れなきゃ困るんだけども、やはり半信半疑だったわけです。

発売から1年半くらいたち、

Amazonレビュー数は146個。(2020年4月15日現在)

いやあ、ありがたいレビュー数ですよ。

たくさんの方にお読みいただき、たくさんのコメントもいただきました。

出版社の方にも感想のハガキを送ってくださったり、

見ず知らずの方に読んでいただけたことをこの場を借りて感謝申し上げます。

 

賛否両論、様々なご意見をいただくのですが、

概ね、共感のお声をいただいております。不思議なものです。

アマゾンレビューも　★4.2 (2020年4月15日現在)

もちろん熱い長文のメッセージを送ってくださる方も多いのですが、

長文のメッセージは、圧倒的に否定的なご意見が多い！！！！

 

どんな思いで書かれているんだろうと考えるわけです。

だって、長文ですよ。

自分の貴重な時間を、怒りにかけているわけですよね。

私だったら、嫌いな本に自分の貴重な時間を使いたくない。

なのに、貴重な御意見をくださるわけです。

でも、匿名だから、年齢や性別、どんな経歴でどんな方なのかわからないんです。

わからないから全く受け止めようがないんです。

だって、その方が、こちらも本を書くにあたって「この読者に読んでもらいたい」とターゲット設定しているわけです。

なので、そのターゲット外の方からのご意見だったら

「あ、そうですよね。そこの層について考えてなかったわ」

ですし、

ターゲットの方からのご意見だったら

「がーーーーーーん！！！まじか！！！反省！！！次回作は改善しなきゃ！！！」

と思うわけです。

 

なので、是非、貴重な御意見をいただけるのであれば

スペックを教えていただきたい！！！

個人情報はいらないです！スペックを！！！是非！！

 

まあ、そう思うのはこちらの都合なので、

否定的な意見を熱い熱量で、わざわざ時間をかけて書いてくださる方の思いとしては、

『こんな本、世の中に出回らせたくない！悪影響だ！うえーーーーー』

という正義感からか

ただの憂さ晴らしなんでしょう。

 

もちろん匿名だからといって、ないがしろにはしてません。

読んで、真面目に反省し、うんことして出して、トイレに流しております。

 

私は、見ず知らずの方に自分の作品を読んでいただき、

感想をもらえているという事実が、発売から1年半たっても信じられないということを言いたいです。

すごい人間になったものだ。

人さまにお時間を使っていただけるようになったのだと。

だいぶ偉くなったもんだなあと思うわけです。

ただ、嫌いな奴に自分の貴重な時間を使うということが、理解できないだけなんです。

とにもかくにも、ありがとうございます。

一番、読んでもらいたかった、「見た目に自信がないけど、がんばりたい」という方に届いて、

気持ちが前向きになってくれているといいなあ。

ブスのマーケティング戦略、引き続きよろしくお願いいたします。