ママとの時間が一番大切という根拠をしりたい。
私には娘がいて、保育園にお世話になっている。
ここ数か月、忙しすぎて保育園の送り迎えはすべてパパがやってくれていた。
先日、久しぶりに私が朝、娘を保育園に送り届けた時のことだ。
先生がバタバタと私に話しかけてきた。
先「ママ、お久しぶりです。最近、お会いできなかったからやっと会えてよかったです」
ここで、私は「ん?」と思った。
これ、ご家庭にもよるが、送り迎えほとんどママって場合が多いと思います。
その場合、パパが久しぶりに送り迎えできたら「パパ!会えてよかった!」と
保育園の先生はいうのだろうか。
「ママ、久しぶりにあえてよかった」のきりだしで、私はこのあとママの在り方について
説教されるのであろうと察した。
先「最近、娘たんが保育園で、お友達に対してきつく当たる時がありまして。。もしかしたらママとの時間が少ないのが原因かなあと。ママ、お忙しいじゃないですか、だからかなああと。」
うん、「お友達にきつく当たる=ママとの時間が少ない」の根拠は何ですかと思ったが、とりあえずいうのをやめた。
私「そうですか、それはすみません。。ちなみにパパにはそのこと言ってくれましたか?すみません。こちらもそのことを把握してなくて」
先「いえ、パパには言っていません。ママにお話ししたくて。」
ん。。。なぜママなんだ?
特にうちは、どう考えてもパパの送り迎えが多くて、ママの育児への参加率が低いのは
言わなくてもわかる事実である。
一番、ママの育児熱が低いことを知ってくださっているのが先生だと思っていた。
であるにも関わらず、なぜ、育児熱の低い、ママにその話を一番にしなければならないと思ったのだろう。
私「そうですか、でも毎日きているパパになぜその事実を早く伝えてくれなかったのですか?正直私っていつくるかわからないじゃないですか。そして、娘が他のおこさんにご迷惑かけていることを今更聞いて、正直ショックです。早く知りたかったというのが本音です」
先「そうですね。パパよりママの方がいいと思って」
うん。パパよりママの方がいいという根拠がまったくわからない。
私「先生、うちの子が悪いことしているのはわかりました。ただ、なぜパパじゃだめだったんでしょうか。なぜママなのでしょうか」
先「小さい頃はママの存在が大切なんです。どんな子も例えば転んだりして泣くときにまずは「ママー」というんです。パパーじゃなくて、ママーなんです。それくらいママの存在は絶対なんです」
うん、転んだ時にパパよりもママと言われるのは悪い気はしないが、それとこれをは別だ。
なぜ保育園での事実をあえてパパに伝えられないのか。
そして、子供が「パパよりママが好き。保育園の事実は、絶対ママに伝えて」と言っているのならまだしも、誰もそんなことは言っていない。
なぜ、大事な事実であり、早急に改善しなければならない課題を、迅速に報告してくれなかったのか。
毎日、送り迎えしているパパに。なぜ。
私「先生、先生のおっしゃりたいことはわからなくもないです。よく言われていますもんね。小さい頃はママの存在が大切だと。ママとの時間が大切だと。
私自身、娘との時間は多くはないです。ただ、ママとの時間が大切だという根拠、データってあるんでしょうか。何をもって、パパじゃなくてママが大事っておっしゃられているのでしょうか。
なぜパパじゃだめなのでしょうか。パパじゃだめなんですか。
これ、たまにしか送り迎えこないパパには絶対に言わないですよね。
これは、私がママだから言われているんですよね。性別の問題でこんなにも違いがでるのですか。」
先「ママ、そういうことじゃないの」
私「そもそも働いていなければ保育園に預けません。ただ、今後、どうなっていくかわからない世の中だからこそ、うちもそうですが夫婦共働き家庭が多いんだと思います。でなければ、保育園に預けません。パパ、ママの違いってもはやないはずなんですよ。どっちも同じように働いていて同じように家事をしていてもおかしくないんです。
にも拘わらず、ママが子供にとって一番と言われたら、結局、子育てはママ中心の方がよろしいってことでしょうか。」
もはや、ただのモンスターペアレントです。
ただ、常々、男だから女だから、パパだからママだからで区別されるのが死ぬほど嫌いな私です。
同じことやっているのになぜ?
先生「ごめんなさい。そんな風に思わせてしまって。。。」
私「いえ、先生はお仕事を全うされているんだと思いますよ。先生は保育士として、家庭と保育園の状況を把握しなければなりませんから。なので、今日、このようにお話をしてくださって、本当に感謝しています。
ただ、今後はママだからパパだからというのはやめていただけないでしょうか。
状況の把握が遅くなって事態が深刻化するのは困ります。
そして、いろいろな家庭があって、その家庭によってパパママの役割も違うってことを
是非、心の片隅に置いていただきたい。
もし、絶対にパパじゃなくてママじゃなきゃだめなんだーという根拠があれば見せていただきたい。
そうしたら、私も納得して、仕事減らします。」
ただのモンスターペアレントです。
ただ、ママだからパパだからという理由が本当に納得いかない。
であれば、共働きのこの世の中は破綻するであろう。
そもそも共働きでなかったら保育園いれてないです。
保育園が足りないと騒がれているのは、それだけ共働きが増えているわけだ。
先生達はこの社会状況を知らないのだろうか。
冷静になろう。
ただの私の育児熱の低さを怒られただけといえば、怒られただけです。
ただ、怒り方をもっと根拠に基づいて、怒ってほしかった。
一番、私がキレちゃう、男だから女だから、パパだからママだから、
って言っちゃったからさ。
ふう。男に生まれたかったぜ。そしたら、たまに送り迎えするだけで褒められたのかもな。
逆に毎日送り迎えしているうちの旦那様はほぼママだけどな。
いつになったら、うちの旦那は本当のママになるのだろうか。
そろそろうちの旦那から母乳がでてもおかしくないころだが。
ちなみ私は、一滴も母乳がでなかったけどな。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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