ブス達に希望を与えたい~私の終活~
毎日考えていることがある。
「死ぬときに後悔しないためにはどうしたらいいか。」
やりたいことのやり残しがあってはいけない。
なので、自分のやりたいことを毎日考えている。
その中でも一番ホットなやりたいことは、
がんばるブス達が輝く日本を作りたい
だ。
女性活躍推進法ならぬブス活躍推進法を提案したい。
結果、一億のブス総活躍社会をめざしたい。
ブスもほめられたい、輝きたい
ブスは幼いころから、自尊心が低い。
「かわいい」
女の子として存在する以上、一度は言われたい言葉だ。
言われたくても言われない。
あの子はかわいくていいなあ。
私なんてデブスだし。
幼いころの自信というものは、ほぼ見た目からくるもので、
どうしてもブスだと厳しい状況に立たざるをえなくなる。
鼻が高くなるように洗濯バサミで鼻を挟んで寝たら、次の日赤くて、更にブスになるという
童話はブス界では、大ベストセラー作品だ。
努力するブス、しないブス
どうせ私はブス。
とそこで諦めてしまうブスもいる。
「諦めたらそこで試合終了だよ」
なんですけど、やはり諦めてしまうブスもいる。
ただ、諦めないブスもいる。
私はブスだけど、諦めない。がんばる。
そう、ブス界のカリスマである私のようなブス達もいるのです。
ブスだけど、絶対に負けない。
私の満たされない自尊心をどうにかして満たす。
そのためには、絶対的な社会的地位を築き、今まで私をブスとののしった奴をひれ伏してやる。
・・・とまで、おどろおどろしく考えてはいませんが、
まあ、それに近しい野心をもったブス達もいるわけです。
そんなブス達はどう動くか。
もともと才能のあるブスは除く。
才能のないブスの話をしよう。
才能のないブスが自尊心を満たすにはどうしたらいいのか。
勉強をしていい大学にはいる。資格をとる。
など、誰からどうみても変えようのない客観的事実を作るのだ。
これが手っ取り早い。
超難関大学、超難関資格は難しいかもしれないが、大抵のものは努力で手に入れられる。
そう、努力は必ず報われる。だ。
ただ、いい大学に入ったって、資格をとったってそれはスタートでしかない。
才能のないブスは、ここで天狗になってしまう。
いい大学に入ったって、
資格をとったて、
やっぱりブスはブスなのだ。
豚に真珠。ブスに資格。
それくらい取っただけでは意味がない。
なのに勘違いしてしまうブスが多いのだ。
考えてもみなさい。
同じ事業をしている美人とブスがいたら、美人にお願いするだろう。
ブスが輝くためには相当の努力が必要だ。
一つの客観的事実である、学歴、資格だけではたりない。
その学歴、資格を活かすためには、通常のブランディングでは通用しないのだ。
ブスによるブスのための実体験に基づくブランディング戦略。
ブスブランディング作戦を実行しないと、本当の意味でのブスが活躍する社会がこないのだ。
ブス界のカリスマとして、32年間生きてきた、ブスの生き字引といわれている私にしか、
ブスに希望を与えることはできないと思っている。
私しかいない。これが私が死ぬまでに伝承していかなければならないことなのだ。
大変な野望をみつけてしまった。ただ、これは多くのブスに希望を与えることができる。
「ブスでも大成功」と武道館で叫びたい。
たむまみさん、そんなにブスじゃないですよ。
女どもは思ってもいない事を口にする。
自分より美人の奴には言わないくせに、なぜか自分より格下の奴にはいうセリフだ。
「かわいいじゃーん」
一生、思ってもいないことを言い続けろ。
まあ、とはいっても、言われるはずだ。
「たむまみさん、そんなにブスじゃないよ」
「いや、ブスだよ」
「ブスじゃないよ」
「そんなことないよー。デレ」
というコントまで織り込み済みだ。
さらには、私がブス界のカリスマとして君臨することになったら、娘が学校でいやがらせをうけるかもしれない。
「おまえのかあちゃんブス」
「ブスじゃないもん」
「ブース」
「えーん。。」
となるかもしれない。
その時は、モンスターペアレントブスとして、いやモンスターブスペアレント、いや、ブスモンスターペアレントとして、学校に出向くことになるだろう。
「おい、ブスだけど文句あるか。」
と。
ならないように、がんばりたい。それが、私の野望だ。
最後に、この記事の中で何回ブスという単語がでてきたか、
当てた奴には、サイン入りブス全員集合の写真を送りつけてやろう。
この記事を書いた田村です。
-
S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
田村が書いた最新の記事です。
- 未分類2021.08.022021年8月新刊発売!「フツーな私」でも仕事ができるようになる34の方法
- 雑記2020.12.312020年、珍しく働き続けた。
- 雑記2020.12.25お金にルーズな方の話は話半分。いや、半分以下。
- 雑記2020.08.09鳥肌をありがとう。気づきをありがとう。