40代独身士業の男の話
男の半分はプライドでできている
とはよく言ったものだ。
これは私の話ではなく、知人の女性士業からきいた話だ。
プライドは大きくて、おそらくあそこは短小包茎であると容易に想像がつく男の話を聞いた。
遠まわしに私の知人に「売上はいくらなのか」を聞きたいがために、
顧問先数を聞いてくるそうだ。
自分よりも10歳も年下の30歳の女性に。
周りの年収が気になることは人間だれしもあることだが、
敢えて、同年代の男性に聞かず(聞いてるのか?)、年下の女性に聞くのだ。
また消費税を納めているか否かの話も聞いてくるそうだ。
売上1,000万円超えるとその翌2年後から消費税を納める義務が発生する。
この女性は、1年目で売上1,000万円をこえ、現在3年目。
次回の申告は消費税を納めることになっている。
男「消費税って納めてる?」
女「納めてないです!(次回の申告からは納めるけど)」
という、半分はやさしさでできている女なので、あえて本当のことは言わず、男を泳がせた。
その結果、男のあそこは短小のままだが、天狗になり、
男「そうだよね。売上1,000万円超えちゃうと消費税納めることになっちゃうから大変だよね。なんか今年はうっかりいくといっちゃいそうでさー」
と、今まで自ら消費税を納めていない。=売上が1,000万円超えていなかったことを暴露してしまったのだ。
40代、独身、童貞(たぶん)、独立してから早10年。
ここで言いたいことは、売上1,000万円超えることがすばらしいこと、こえないことがイケてないこと。
と言いたいわけではない。
おそらく自分より売上がないであろう女の子に自分はすごいんだよーアピールしたかったのだが、
結果、ふたをあけてみると、
女性は1年目で売上1,000万円を超えていて、
短小包茎童貞40代は10年目にして売上1,000万円を超えるかもーといっている事実が、
滑稽だという話だ。
自慢するなら、もしかしたら年下にしない方がいいのかもしれない。
真実を知った時、打撃がすごくて、もっと短小になりすぎてみえなくなっちゃうかもね。
はああ、今年一番泣ける話・・・・・・いや、今年一番、笑える話かもね。。。。。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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