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北川景子のファンデーション

田村 麻美 2019年6月14日 未分類
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女「北川景子ちゃんがCMしてたから、ファンデーション買っちゃった。」

某アラフォーの女が、ルンルンと話しかけてきた。

私「やっぱり、誰がCMしているかって重要?」

女「そうだね。もちろん北川景子ちゃんになれると思ってないけどさ(笑)(笑)」

当たり前だ。冗談でも、そんなこと口にするな。

なれるものなら、北川景子になりたい。それは、多くの女性が思うことだ。

そして、願ったとしても北川景子にはなれない。それも、多くの女性はわかっていることだ。

ただ、私だったら北川景子がCMをしていても、買わない。

いや、買わないではなく、買えない。

なぜなら、ジャンルが違いすぎるからだ。

北川景子から、連想するワードを並べてみる。

美人・クール・知的・高嶺の花

私とは、対極にありすぎて、逆に手を出せない。

今でこそ、北川景子ではなく、高畑充希・多部未華子ちゃんといった、親しみやすさを売りにしているであろう女優さんがCMをしている商品を選ぶことができる。

ここで誤解してほしくないのが、北川景子にはなれないが、努力すれば高畑充希や多部未華子ちゃんにはなれるだろうと、調子にのっているわけではない。

ジャンルの問題だ。

北川景子ちゃんよりも高畑充希ちゃんがCMしているほうが、私になじみやすいのではないか。と、35年生きてきた自分を客観視できるようになったのだ。

しかし、約10年前の自分は、ファッションに関して客観視できていなかった。

その痛い過去を「北川景子のファンデーション」というワードで思い出した。

10年前だって今だって、北川景子派ではないはずなのに、社会人になりたての私は、とんでもないミスを犯し続けていた。

もともとファッション雑誌をそこまでよまない人間ではあったが、雑誌名でいえば、non-noといった、透明感といえば聞こえがいいが、つまるところ、処女じゃないのに処女色をだしたい女が好んで読む雑誌を読んでいた。

わかるだろうか、高畑充希ちゃんが出ていそうな雑誌だ。違うか。

自分のジャンル的にも、non-noはあっていたような気もする。

しかし、社会人になるとなった自分は、OLといったら赤文字系だ。

エビちゃんだ。押切もえだ。

そう、CanCanだ。キャンキャンだ。

と、non-noからの卒業を勝手にしてしまったのだ。

そこから、デジタルパーマという縦巻パーマをかけた。

コンサバ系のファッションにいそしんだ。

タイトスカートなんて吐いたり、アンサンブルのニットを着たりしていた。

パステルカラーのな。

non-noから卒業、そして、CanCanへの入学。

どうだったかって。

吐きそうなくらい似合ってねーよ。吐いたよ。

アンサンブルニットなんて、意味わかんねーよ。

教科書どおりやれば、正解でないこともある。

自分にとっての教科書は、自分で選ぶしかない。

客観視できていない女が、「北川景子ちゃんが理想の女優さん」というととても怖い。

好きなのと、お手本にするのは違うが、

たいてい、好きな人をお手本にしがちである。

本当に、お前が理想とするところは「北川景子なのか?」

「エビちゃんなのか?」

と、10年前にもどって自分に説教したい。

あの時、買った似合わない服代で、ダイエットのためジムに通えと言いたい。

この記事を書いた田村です。

田村 麻美
田村 麻美
S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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Written by 田村 麻美

S59生まれのアラサ-人妻税理士。 2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。 ジャックダニエルとメガネ男子が好物。 昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。 目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。 しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。 家族構成:夫・娘(5歳) 愛読書:週刊SPA 大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生

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