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誰よりも文系資格を馬鹿にしているが資格を取得できたことには感謝している

田村 麻美 2017年7月12日 田村の思考
http://tamuramami.com/%e7%94%b0%e6%9d%91%e3%81%ae%e6%80%9d%e8%80%83/%e8%aa%b0%e3%82%88%e3%82%8a%e3%82%82%e6%96%87%e7%b3%bb%e8%b3%87%e6%a0%bc%e3%82%92%e9%a6%ac%e9%b9%bf%e3%81%ab%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%8c%e8%b3%87%e6%a0%bc%e3%82%92%e5%8f%96%e5%be%97/誰よりも文系資格を馬鹿にしているが資格を取得できたことには感謝している

私はタイトル通り

「誰よりも文系資格を馬鹿にしているが資格を取得できたことには感謝している」という矛盾した考えを持っている。

まずなぜ馬鹿にしているか。

資格を取得する目的は、仕事の安定、お給料を多くもらいたいなど打算的な思いがほとんどではないだろうか。

その資格をとって「世のため人のため。社会を変えたい。」と思って取得している人っているのだろうか。

お医者さんとか理系資格の人はいるのかもしれない。

ただ、文系資格。弁護士、司法書士、会計士、社労士、行政書士、税理士、、、、エトセトラ。

どうだろうか。まあ、弁護士は「世のため人のため。」感が強いのか、他の資格も考えようによってはこじつけられるのか。

ただ、そんなこじつけはいいとして、本当に「世のため人のため」と思って資格を目指す人はいるのだろうか。

それよりは「自分のため」と思って目指している人が多い気がする。

「お前は自分のため」という思いが先行して資格をとったのか!とこの先、高尚な価値観をお持ちのお方に怒られることがあったら、ビッグダディ風に「俺はこういう人間だ」と言い放って、縁をきるだけのことだ。

なので、どの資格にも吐き気のするような高尚な目的というものが掲げられているのだが、

それを見て目指している人なんて一人もいないのではないだろうか。

もしそれを見て目指している人がいたら、誕生日に私の大好きなどくだみという植物を送り付けてやろう。

結論からすると、「自分のため」という思いが先行している人間が蔓延している資格業界である。

「自分のため」=経済的に安定、向上

実にシンプルな思いである。私もそうだった。税理士という目的も知らずにとりあえず資格の専門学校に大学時代から通い始めたくちだ。

ただ、本当に資格をとれば経済的に安定するのか?という疑問をなぜ抱かなかったのか。

資格をとれば仕事ができるのか?という疑問をなぜ抱かなかったのか。

目指し始めたころの自分を問いただしたい。

大抵の資格を目指す方は、そこそこお勉強が得意な方である。

それこそコミュニケーション能力が低く、もくもくと勉強で点数を積み上げてきた人間が多い気がする。

コミュ力の低い人間が多い。

ただ、専門知識は置いておいて、すべての資格業は基本的には「対人スキル・パソコンスキル」これに尽きるのだ。

せっかく資格を取ったにもかかわらず、このスキルが低くて苦労している人たちをみる。

そう、このスキルって別に資格関係ない、一般的な常識レベルをいっているのだが、まじでそれもないのに

なっている奴らが多い気がする。

資格試験は、なぜもっと実践的な「対人スキル・パソコンスキル」をコア科目にしないのだろうか。

何十年も前の試験形態をいつまで取り続けるのか。

なので、資格をとっても、仕事ができず困り果てている人が多いのだ。

あと、資格をもっていれば独立してすぐお客さんがくると考えている馬鹿も多い。

ばかやろう。

どこにそんなお花畑なこと書いてあったんだ。

選択科目に「独立開業スキル」という科目もいれることを推奨する。

お勉強はできるのに、当たり前の常識がないお花畑な人間がおおい気がするので、そういった人間を増やしていくことは資格業界にとって更に追い打ちをかけていくだろうから、

試験のときにお花畑野郎をふるう体制をつくらないといけないと思う。

各資格のトップは、受験者数の減少を食い止めることに必死だが、業界の質をあげないことには、いい人材は目指してきませんよ。

目先の利益だけは考えず、業界をよくしていくために、わざわざ私のような下層税理士は高い会費を払って運営していただいているんだから、もっと実践的な対応をしていただきたい。

知識の補充、更新の研修も必要だけど、それ以前のことも目を向けてくれ。

時代はかわっているの。昔はまっていればお客さまが来た時代もあったらしいが、当にそんな時代はおわってますから。

と、私はとにかく資格業を馬鹿にしている。あたまでっかちのお花畑野郎が多くて。

ただ、タイトルに記したように「誰よりも文系資格を馬鹿にしているが資格を取得できたことには感謝している」

のだ。

「俺はこういう人間だ」へんちくりんな女である。

きっとこの資格がなかったら、お話しすることができないだろうお方たちと会うことができた。

目線を合わせてくれなかった人に、名刺を渡したら目線を合わせてくれた。

下ネタをいったら、ギャップがあったのでしょう。喜んでもらえた。

なんだかちゃんとした人間にみてもらえることが多い。

とにかく資格をとったことには感謝している。

ただ、見て分かる通り、仕事の安定、経済力の安定は勝手にはついてこない。

相当の努力をした。ない頭をつかった。

この努力に、試験は全く役立っていない。

仕事を取ってくる。これは別の次元の問題だからだ。

試験をこれから目指す人間に告ぐ。

目的は自分のためでいいのだが、その資格が本当に自分のためになるのか?

まじで考えてみた方がいいと思う。

ただ、私はタイトルどおり

「誰よりも文系資格を馬鹿にしているが資格を取得できたことには感謝している」

この記事を書いた田村です。

田村 麻美
田村 麻美
S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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Written by 田村 麻美

S59生まれのアラサ-人妻税理士。 2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。 ジャックダニエルとメガネ男子が好物。 昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。 目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。 しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。 家族構成:夫・娘(5歳) 愛読書:週刊SPA 大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生

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