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おはようございます。
たむらです。
昨日の続き。
別に和菓子が好きでもなんでもないですが、
昨日、和菓子屋さんの選択と集中という記事を書かせていただきました。
前回の記事は、
売上ランキングが低いものは売上でコスト回収ができていなかったというもの。
前提として、どの商品もかかったコストなどは同じとして考えました。
しかし、現実そんなことはない。
違う商品なら、かかるコストも時間も異なる方が一般的だと思います。
1か月の売上ランキング
1.水ようかん 50万
2.こんぺいとう 40万
3.まんじゅう 30万
4.大福 20万
5.せんべい 10万
だったとします。
しかし、それぞれのコストは
1.水ようかん 80万
2.こんぺいとう 30万
3.まんじゅう 10万
4.大福 20万
5.せんべい 10万
だったとします。
そうすると、商品別利益ランキングは??
1.まんじゅう 20万(30万-10万)
2.こんぺいとう 10万(40万-30万)
3.大福 0円(20万-20万)
3.せんべい 0円(10万-10万)
5.水ようかん △30万(50万-80万)
まさかの売上ランキング1位の水ようかんが、
実はお店全体の利益を圧迫していることがわかってしまいました。
売上がいい商品が、お店を支えていない場合もある。
極端な例ですが、
商品ごとに数字を分解してみると、
こういうこともあるわけです。
実は、売上ランキング3位のまんじゅうが、
利益率が高い。
なら、まんじゅうの販売に力をいれてみるか?
宣伝方法をかえてみるか?
または、売上ランキング1位の水ようかんの、
販売を縮小するか?
もしくは、無駄なコストがかかっているのか原因究明をしてみるか?
商品ごとに利益をだすことの意味。
業種によって、商品・サービスごとに
数値をだすことは難しい場合もあります。
しかし、ほとんどの会社さんでは、
このような数値分解をできると思います。
生産性があがらないなー
と漠然と思っている社長さんは多いはず。
何の生産性が低いのか。
まずは、数字で分析してみませんか?
この記事を書いた田村です。

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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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