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【読書メモ】才能とは、継続できる情熱である/「決断力」

田村 麻美 2013年1月8日 雑記
http://tamuramami.com/miscellaneous-notes/%e3%80%90%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e3%83%a1%e3%83%a2%e3%80%91%e6%89%8d%e8%83%bd%e3%81%a8%e3%81%af%e3%80%81%e7%b6%99%e7%b6%9a%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e6%83%85%e7%86%b1%e3%81%a7%e3%81%82%e3%82%8b%e3%80%8c/【読書メモ】才能とは、継続できる情熱である/「決断力」

決断力 (角川oneテーマ21)

こんにちは。

たむらです。

 

2013年2冊目。

読書メモ。

 

「決断力」/羽生善治

 

2005年7月初版発行。

2012年1月三十二版発行。

新書。

201p。

 

 

一言で表すとどんな本か。

 

中学生で歴代3人めのプロ棋士へ、さらには19歳の時「七大タイトル」全て独占。

将棋界始まって以来の七冠達成をして日本中の話題となったらしい。

 

そのくらい将棋界ではすごい人(たむらはまったく将棋がわかりません。。。)、羽生善治さんが書いた将棋を題材としているのだが、

ビジネスを行う上での心構え・考え方の名言集と言える本。

 

この本を読んだきっかけ。

 

まったく将棋に興味はないのですが、

題名「決断力」には興味がありました。

 

しかし、将棋というあまりにも興味がない世界にいる方が書いた本なので、

世間で話題になった時には見向きもしませんでした。。

発行してから、7年たってますね。。。

 

誰が買ったのか。。。はたまた、私が無意識に買っていたのか。。

家の本棚にこの「決断力」が、ありました。

 

なぜかその時、ぱらぱらとめくっていました。

目次をみると・・・・

 

将棋関係なくない?

なんだかかっこいい名言ばかり書いてあるじゃないですか。

 

<目次~抜粋~>

第1章 勝機は誰にもある

1 勝負の土壇場では、精神力が勝敗を分ける

2  勝負どころではごちゃごちゃ考えるな。単純に、簡単に考えろ。

3 知識は、「知恵」に変えてこそ自分の力になる

 

第5章 才能とは、継続できる情熱である

1  才能とは、同じ情熱、気力、モチベーションを持続することである

(目次より)

 

ほんとは目次全部書きたいくらい。

目次だけでも、ずしずし心に響いてきます。

気づいたら読み始めていました。

 

印象に残ったフレーズ

 定跡は、ただ記憶するだけでは実践でほとんど役に立たない。

そこに自分のアイデアや判断をつけ加えて、より高いレベルに昇華させる必要がある。

将棋にかぎらず、私たちはとかく膨大な量の情報や知識に埋もれがちだ。

定跡を生かすにも、情報におぼれるのではなく、まず、”自分の頭で考える”ことが先決だと思っている。

~一部省力~

鵜呑みにしないで、もう一度自分で、自分の判断で考えてみることが、非常に大事である。

(第1章 勝機は誰にもある/3 知識は「知恵」に変えてこそ自分の力になる p26~27)

 

定跡とは、将棋で、昔から研究されてきて最善とされる、きまった指し方をいうらしい。

将棋の駒は石ではないので「定石」ではなく、「定跡」というらしい。

 

今はこの定跡の情報がインターネット上でよく整備されているようで、多くの将棋を打たれる方が

この定跡を覚えて勉強するらしい。

 

将棋とインターネット・・・

なんだか、新旧の融合といったら失礼なのかもしれないが、

田村的に違和感を感じてしまった。

 

しかし、どこの世界ももはやインターネットが主流なのだろう。

まずはインターネットから情報収集。

 

これが、膨大な情報量のため、見ただけ・覚えただけである程度結果を残せてしまう。

これはいけない。

昔に比べ、考えるという作業をしなくなった。

 

インターネットはあくまで情報収集のため。

知識収集のため。

これを、自分の中に取り込んで・噛み砕いて初めて知恵となる。

知識をただ実践するだけでは、

今はいいかもしれないが、

将来的にはもったいないかもしれない。

 

知識を知恵として実践するクセをつけることが、

将来の自分につながる。

 

全体を判断する目とは、大局観である。

一つの場面で、今はどういう状況で、これから先、どうしたらいいのか、

そういう状況判断ができる力だ。本質を見抜く力といってもいい。

その思考の基盤になるのが、勘、つまり直観力だ。直観力のもとになるのは感性である。

~一部省力~

将棋にかぎらず、ぎりぎりの勝負で力を発揮できる決め手は、この大局観と感性のバランスだ。

(第二章 直観の七割は正しい/全体を判断する目とは、大局観であるp62-63)

 

頭がさえているとき、さえていないときがあると勝手に思っていたが、

それは直観力が弱いからか・・・と気づいた。

 

この直観力を鍛えることによって、

日々の効率があがるはず。

 

たむらが「決断力」を読んで思ったこと

 

将棋について予備知識ゼロで読み進めましたが、

まったく問題ありません。

 

将棋という一手、一手が決断の連続という厳しい世界を知ることができました。

 

いいことも悪いことも、とにかく情報が多い現在。

 

その情報から取捨選択し、自分に知恵として取り込むことが重要。

そして、その知恵を自分の中に多くストックすることによって、

今後の人生の一手、一手をすばやく、確実に決断していくことができるかもしれないと。

 

取捨選択。

知識と知恵。

インプットとアウトプット。

今後意識していきます。

 

2013年1月3日読了。

 

決断力 (角川oneテーマ21)

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この記事を書いた田村です。

田村 麻美
田村 麻美
S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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Written by 田村 麻美

S59生まれのアラサ-人妻税理士。 2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。 ジャックダニエルとメガネ男子が好物。 昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。 目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。 しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。 家族構成:夫・娘(5歳) 愛読書:週刊SPA 大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生

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