足立区の気さくな女性税理士のサイトです。

Facebook Twitter Google+
Show Navigation Hide Navigation
  • プロフィール
  • 執筆・講演
  • 会計・税務
  • お問い合わせ

なんでも、一人でやるほうが楽。

田村 麻美 2013年7月25日 雑記
http://tamuramami.com/miscellaneous-notes/%e3%81%aa%e3%82%93%e3%81%a7%e3%82%82%e3%80%81%e4%b8%80%e4%ba%ba%e3%81%a7%e3%82%84%e3%82%8b%e3%81%bb%e3%81%86%e3%81%8c%e6%a5%bd%e3%80%82/なんでも、一人でやるほうが楽。

 

自分一人でやる方が、成功しやすいかどうかはともかくとして、

 

『なんでも、自分一人でやる方が楽。』

 

だって、どんなやり方をしたって、どんなに失敗したとしても、

自分が困るだけだから。

そして、一人だから周りに何か言われることもない。

 

若いころは、(今も若いが・・・)

周りから怒られないように、迷惑をかけないように、

一人で仕事を早くこなせるように、

と必死で仕事にくらいついてきた。

 

特に研修制度があるような業界でもないため、

量をこなして、少しずつ自分なりのやり方というものを確立してきた。

してきている。している途中である。

 

私が身を置く会計業界。

一見、決まった作業しかなさそうで、ルーチンワークのように思われがちだ。

もちろん、作業工程が標準化されている事務所などもあると思うが、

実は、標準化されていない事務所の方がほとんどだ。

 

やり方というものが、確立しているようで、していない業界だからこそ、

『このやり方は間違っている』『この考え方はおかしい』

『私はこうやっているが、あなたはやっていない』『なぜこのようにやらないのか』

なんて、会話が飛び交っていた。

 

標準化できる業界でありながら、標準化されていない業界だからこその会話。

あとは、自分の意見を良くも悪くも持ちすぎている人が多い業界だからこその会話。

 

正直、業務内容よりもこんな業界体質にうんざりしていた。

なので、仕事を辞め、北へ向かった時期もあった。

しかし、貯金も徐々に減っていき、

実家から近い事務所へ再就職した。

 

あれは寒い冬。クリスマスの日に2回目の面接があった。

 

『クリスマスだけど大丈夫?今日はこの後予定あるの?』

 

余計なお世話だった。

ただ、この発言をしたのは、今のスピリタスコンサルティングの社長である。

 

不思議な縁である。

そのころ、正直にいえば、仕事に対するモチベーションは全くなかった。

 

ことあるごとに社長はこういった。今でもいう。

『どう?これおもしろくない?楽しくない?』

 

こんなに仕事を楽しむ人はいるのだろうか。

カルチャーショックだった。

仕事とは楽しくないもの。

それまで、ずっとそう思ってきた。

 

そんな仕事を楽しむ人と一緒にいると、

不思議なもので、

仕事が楽しいと思えてくるのだ。

 

仕事は楽しくないもの。

誰かとやると面倒なもの。

 

そんな考えが吹き飛んでしまった。

 

それから月日はすぎ・・・

 

確かに面倒なこともあるし、イライラすることもある。

 

私の目の前の席で、佐々木は鼻血をだしたり、

社長はニヤニヤしながら商品開発をしたりと、

典型的なB型男達に囲まれているので、

昼間からビールをのみたい衝動にかられるときもある。

 

昔の私だったら辞めているだろう。

というか、入っていないだろう。

だって、組織は面倒だと思っていたから。

 

でも、今は、組織のおもしろさ、ありがたさを少しずつ実感しつつある。

昨日、うちの社長がブログでこんなことを書いていた。

 

悶々と苦しむ場面が何日も続いていたり。

心の底が煮え返る程、ムカついている表情をしたり。

鼻血をポタポタ垂らしながらパソコンに向かい合っていたり。

自分のパフォーマンスに満足いかないから、給料下げてくれ、と自ら言ってきたり。

後から、「悔しかったんです」と連呼してみたり。

お客様との会議で上手くいったくせに、「まだまだです」とか言って、

満足していない姿を見せてみたり。

 

この数か月間での、佐々木か私のことである。

 

見ていてくれる人がいる。

見せたい人がいる。

支えてくれる人がいる。

支えたい人がいる。

 

これって、一人では感じることができないことではないか。

 

組織にいるからには迷惑をかけないように。。と思うが、

迷惑をかけてしまい、自己嫌悪に陥ることもあるが、

それでも楽しいこと、おもしろいことの方が多い。

 

この会社にいる・いたことを誇りに思う。時がくると思う。

 

一人でやる方が楽かもしれない。

組織にいると面倒かもしれない。

けど、今の私は組織を選ぶ。

 

そんな気持ちを改めて思い出させてくれたいいブログでした。

 

このブログを読んで、私は社長にこういった。

『いいブログでしたよ。』(ドヤ顔)

 

たくさんの経営者の方によんでいただきたい内容です。

http://www.spirit-us.co.jp/2013/07/24

 

この記事を書いた田村です。

田村 麻美
田村 麻美
S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
田村が書いた最新の記事です。
  • 未分類2021.08.022021年8月新刊発売!「フツーな私」でも仕事ができるようになる34の方法
  • 雑記2020.12.312020年、珍しく働き続けた。
  • 雑記2020.12.25お金にルーズな方の話は話半分。いや、半分以下。
  • 雑記2020.08.09鳥肌をありがとう。気づきをありがとう。

Written by 田村 麻美

S59生まれのアラサ-人妻税理士。 2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。 ジャックダニエルとメガネ男子が好物。 昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。 目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。 しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。 家族構成:夫・娘(5歳) 愛読書:週刊SPA 大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生

http://tamuramami.com/miscellaneous-notes/%e3%81%aa%e3%82%93%e3%81%a7%e3%82%82%e3%80%81%e4%b8%80%e4%ba%ba%e3%81%a7%e3%82%84%e3%82%8b%e3%81%bb%e3%81%86%e3%81%8c%e6%a5%bd%e3%80%82/なんでも、一人でやるほうが楽。

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

© 2023