正月といえば人生ゲーム。謹賀新年2015
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
正月といえばアレです。
みなさん、正月というと何を思い浮かべますか?初詣、おせち、羽子板、お年玉・・・・
私は、人生ゲームを連想します。
人生ゲーム。テレビゲームではありません。
ボードゲームの人生ゲームです。
実家に帰り、数人集まると必ずやります。
プレイヤー紹介。
私:ご存知の通り、私。
旦那:温厚な会社員。
私の妹:漫画家。締切前でイラついているところを招集。
人生ゲーム、スタート
ボードゲームです。ルーレットを回して、進んでゴールする。ただそれだけのゲームなのに、とても性格がでるゲームです。
①自動車保険に入るか入らないか問題。
私:迷わず入らない。
旦那:迷わず入る。
妹:ペーパードライバーのため、自動車保険の大切さがわからず、ちょっと悩んで入る。
ここで補足。自動車保険に入るとどんな効用があるか。コマを進めていくうちに、誰かとマスが一緒になることがあります。人生ゲームのコマは自動車。後から誰かがいるマスに行ってしまったら、衝突事故になってしまうのです。そんな時、自動車保険に入っていれば、相手になにも支払わずにすみますが、入っていなければ・・・10,000ドルを支払わなければならないのです。
誰かと同じ人生を歩みたくない。誰かが踏んだマスなんて私が踏むはずはない。
ということで、私だけ自動車保険未加入。
②職業が決定。
私:政治家。給料30,000ドル
旦那:サラリーマン。給料8,000ドル。
妹:タレント。給料5,000ドル×ルーレットの数字
③株を買うか買わないか問題。
株は給料日ごとに買えるのですが、だんだん値段が上がっていきます。そして、ゴール時点で株を精算しますので、多くもっていれば最後に大金がもらえます。しかし、止まったマスによっては、株の大暴落もありますから、リスキーな面もあります。
一回目の購入日
私:5株購入。
旦那:未購入。
妹:1株購入。
④家を買うか買わないか問題。
私:40,000ドルの一番高い一軒家。
旦那:20,000ドルのマンション。
妹:35,000ドルの一軒家。
買った家に旗を立てることができる。一軒家には一本の旗しかたてることができませんが、マンションは数部屋ありますので数か所立てることができます。
旦那「日当たりのいい、角部屋がいいな。」
⑤ゴッホの絵を買うか買わないか問題。
これはマスに当たると大変なことになる。確かゴッホの絵は200,000ドル。
私:もちろん購入。
旦那:未購入。
妹:未購入。
手元現金が少なかったため、借金をしてゴッホの絵を購入。
⑥宇宙旅行に行くか行かないか問題。
これもマスに当たると大変なことになる。確か宇宙旅行は250,000ドル。
私:もちろん行く。
旦那:行かない。
妹:行かない。
結果。
人生ゲームの勝ち負けは、最初にゴールしたかどうかではなく、お金を多く持っている人が勝者だ。
1位:旦那
とても堅実なコマの進め方だった。無茶はしない。しかも途中で「右隣の人と家を交換する」というマスにあたり、右隣であった私が交換することになった。
旦那は一番高い一軒家に住み、私は日当たりのいい角部屋のマンションに住むことになる。
職業選択は2回チャンスがあるのだが、どちらにせよサラリーマンだった。
2位:妹
タレントから、医者へ転身。タレントの時の収入もよかったが、医者になり安定収入へ。そして、途中からルーレットで驚異的に大きな数字ばかりあて、一人だけ独走状態。
ある橋をトップで通過すると、他のプレーヤーはその橋を通る時に通行料として20,000ドル渡さなければならない。謎の橋の通行料をドヤ顔で徴収する妹の顔は忘れられない。
3位:私
政治家から、ランクアップして最強政治家になった。養子をもらったり、株は暴落したり、ゴッホの絵も購入し、宇宙への旅行もしてしまったため、結局、お金が残らなかった。が、政治家らしい人生を送れたのではないだろうか、と書いてしまうと襲撃をうけるかもしれないので、そんなことは思ってもいない。
しかし、私は全く後悔していない。
お金は使うことに意味がある。
使って使って自分の肥やしにしなければいくらお金をもっていても意味がない。
だから私はこの人生にまったく後悔をしていない。
人生ゲームは本当に性格がでる。次は、タレントになりたい。
しかし、今年引いたおみくじによると職業的には農業がおすすめらしい。大吉だったのだが、まったく興味がない職業で動揺がかくせない。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様にとって素敵な一年になりますように。
一緒に、人生ゲームやりましょう。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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