石橋を叩いて渡るか、渡らないかって話
ふと思い出したことを書き留めておく。
石橋を叩いて渡る。
【意味】石橋を叩いて渡るとは、用心の上にさらに用心を重ねて物事を行うこと。
【解説】壊れるはずのない強固な石の橋を、一応叩いて安全性を確かめて渡ることから、用心し過ぎるほど用心深くなることをいう。
慎重すぎる人や臆病すぎる人に対して皮肉をこめて使う場合もある。
「石橋を叩いて渡れ」「石の橋も叩いて渡れ」とも。
さらにこのことわざを転化させて「石橋を叩いても渡らない(用心に用心を重ねたのに、結局実行しない)」や、「石橋を叩いて壊す(用心深くなりすぎた為に失敗する)」などの表現もある。【引用元】故事ことわざ辞典 http://kotowaza-allguide.com/i/ishibashiwotataite.html
昔の私は、とても慎重派で、
石橋を叩くどころか撫でて渡る派だった。
ある時、旦那のお義父さんがこんなことを言っていた。
「うちの息子(旦那)は、石橋を叩きすぎて壊して渡れないタイプだけど、
麻美ちゃん(私)は歩きながら渡ってきた石橋を叩き壊して、過去に戻らない・戻れないタイプだよね。」
おお!
なんてうまい表現なんだ!
と、お義父さんに対して上から目線を発動してしまったのだが、
まさにそんな感じの二人なのです。
旦那さんは、超がつくほどの慎重派。
よくいえば、熟考するタイプなのだが、
熟考しすぎて、熟しすぎて、結局やらない・・・・ってことが多い。
私もそのタイプだったのだが、
最近は、ここ10年くらいは?ひどい見切り発車ぶりだ。
ほっとんど考えずに思いついたらとびつくものの、
始めてみて、「はっ!!」とすることがよくある。
よく言えば、行動派なのだが、もはや単純バカ。
そんな二人なので、
毎日、私は違うことを言っている。
興奮しながら旦那にプレゼンしたと思ったら、
冷静になって次の日には、前日のプレゼンの撤回提案をしたりする。
いつも思うのです、
配偶者がこんなにうるさいと迷惑だろうなあと。
こんな女でごめんよ。
と伝えたところ、
旦那は
「毎日、おもしろいよ」
と。
旦那は石橋を叩きすぎて壊して渡れないタイプ
私は、歩きながら渡ってきた石橋を叩き壊して、過去に戻らない・戻れないタイプ
基本的に何事も旦那さんから私への提案は少ない。
この結婚だって、
私からの全力プレゼンしたから、まとまったようなものだ。
おそらく私が慎重派だったら、きっと永遠に結婚することはなかったであろう。
ということで、これからも
旦那さんに全力プレゼンをし続けていこうと思う。
プレゼンしたところで、あまり旦那さんの意見を聴かないが、
でも、納得してもらえるような全力プレゼンをしていこうと思う。
朝から何言ってるんだ。
今日も一日がんばろう。
この記事を書いた田村です。

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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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