稼ぐことへの罪悪感
男女関係ないとは思いますが
特に女性の起業をみていて思うことがあります。
「お金を稼ぐことへ罪悪感を感じてしまう。」
という方がたまにいらっしゃる。
自分サイズで始めたものの、
どんどんニーズが高まってきて、
今までのやり方ではすべてのニーズを拾うことが難しくなってしまう時期が一定の方にはきます。
その際、二通りの選択肢があるかと。
①変わらず自分サイズで続ける。拡大はしない。
②すべてのニーズに対応するべく、人員を増やし組織にするなどして拡大する。
ここで、どちらを選択しても間違いではないと思います。
起業したからこそ、働き方を選べる。自分で決めることができると
私は思っています。
これが起業の醍醐味かと。
で、自分のサービスを求めてくれるのであれば、すべて受けたい。
と考えた場合、②の組織化して拡大(もしくはパートナーを増やして)という選択を選ぶことになります。
ここで、ふっと我に帰る方がいらっしゃいます。
「あれ、こんなに拡大するつもりはなかったんだけどな。
組織が大きくなると固定費が大きくなるし、毎月の売上に胃が痛くなる。
でも、ニーズがあるからこの選択しかなかったの。
こんなにお金、お金と考えるなんて、私、どうしちゃったのかしら。
好きな事をしていただけなのに、お金を稼ぎたくて始めたわけではないのに、でも、
今の自分は、お金を稼がなきゃという思いが強くなってきている。」
お金を稼ぐことは悪ではないのですが、
自分が利益主義、拝金主義になってしまっているのではないかと、自分に嫌悪感を抱いてしまっている
女性にお会いすることがあります。
まったく嫌悪感なんて抱く必要ないし、むしろ世のため人のために貢献することになるんですよ!と思う。
事業を拡大すれば、雇用を生むことができます。
利益を出すのであれば、税金を納めることになり、世のためになります。
自分サイズで自分のお小遣い稼ぎをするよりも、
もっともっと周りに影響を与えることができるようになるのです。
自分サイズで続けることも選択の一つ。
ただ、大きくすることに嫌悪感を抱いている人がいれば、
声を大にしていいたい。
あなたの事業が大きくなれば、今よりも周りの方を幸せにできるんですよ。
と。
私は情緒もない人間なので、いつもはもっとデリカシーなくこういいます。
ジャンジャン稼いで、ジャンジャン使いましょうよ!
と。爆
これが、お金を流通させ、経済を活性化させる唯一の方法だと思うわけです。
お金を稼ぐことに嫌悪感を抱かないでください。
それが、事業拡大の足かせになっているのであれば、とても残念です。
ジャンジャン稼いで、ジャンジャン使って、お金を回していけば、
かわいい我が子の将来も明るくなっていくと思いますよ。
なんてね。
この記事を書いた田村です。
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S59生まれのアラサ-人妻税理士。
2018年12月に処女作『ブスのマーケティング戦略』を発売。
ジャックダニエルとメガネ男子が好物。
昼は、チャリで駆け回るフットワークの軽さだけが売りの税理士。法人、個人問わず、会計税務の問題を解決するために日夜奮闘中。
目標なき成長はなし!と女子っぽくない暑苦しい一面をもっている。
しかし、夜は昼から一転。北千住を一人で飲み歩き、店員さんに絡むことが唯一の楽しみという一面ももっている。
家族構成:夫・娘(5歳)
愛読書:週刊SPA
大好きな作家様:水野敬也先生・カレー沢薫先生
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